■2024.09.30 日刊スポーツ
■2024.09.30 日刊スポーツ
【中日】通算2044安打の15年目大島洋平が来季現役続行を公言「引退は別に考えていない」
中日大島洋平外野手(38)が29日、来季以降の現役続行を明言した。
9月6日の出場登録抹消後はナゴヤ球場などで調整中。「現役をやるつもりではいます。引退は別に考えていない」と16年目、40歳を迎える来季へ意欲をのぞかせた。
昨年8月に史上55人目、大学から社会人経験者では同4人目の通算2000安打を達成した。今季は代打起用が中心で、75試合出場で23安打5打点1盗塁、打率1割9分8厘と15年のキャリアでワーストの数字が並んだ。
「(代打は)難しい。もしかしたらスタメンで出てもうまくいかなかったかもしれない。それはわからないけど、自分が与えられたところで結果が出なかったのは受け止めてやりたい」
2軍降格後の実戦出場は25日広島戦(ナゴヤ)の1打席だけ。「(1軍でも)ずっと出ていないんで、筋力とか落ちている部分はあるかなと思う。ちょっと休むとガクンと落ちちゃう。来年を見据えて、1から体を作り直そうと思っている」。黙々と年齢との戦いを継続させている。
球団との来季に向けた交渉は今後本格化する見込み。「辞めるのはいつでもできる。やーめた、と思えば終わりなんで」。2044安打を積み上げた打撃職人の脳裏に「引退」の2文字はまだない。
記事全文を読む