■2024.09.09 ドラゴンズ情報
【こぼれ話】水浸しのグラウンドに無残なスコアボード。これも竜の本拠地の歴史の一つ#閑話球題 🍶 #ドラゴンズ情報#伊勢湾台風 #中日球場 #中日ドラゴンズ
— ドラゴンズ情報@公式モバイル (@Dragons_JH) September 9, 2024
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■2024.09.09 ドラゴンズ情報
水浸しのグラウンドに無残なスコアボード。これも竜の本拠地の歴史の一つ
非常に強い勢力と大雨。東海地方を中心に5000人を超す死者、行方不明者を出した1959年の伊勢湾台風を思い出した年配の方もいらっしゃったかもしれません。
65年前に大型台風が和歌山県の潮岬に上陸した9月26日は、ドラコンズは広島遠征中。「テレビのニュースを見て、みんな『名古屋が大変やぞ』って言ってたけど、まさかそこまでとは思っていなかった」と言うのは、当時入団4年目の外野手だった法元英明さん。
「翌日、ダブルヘッダーのあと夜行で帰ったんですが、電車は米原でストップ。『ここから先は行けません』というので、そこからみんなタクシーに分乗して。すると、名古屋に近づくにつれ、街の様子が変わってくる。市電の架線が切れて垂れ下がり、建物の屋根や壁ははがれ、窓ガラスも全部、割れているんです」
名古屋市中村区の合宿所も窓が割れ水浸し。投手の伊奈勉さんが大事にしていたカメラが見つかったのは、数百メートル離れた場所だったそうです。
そして中日球場(現ナゴヤ球場)に行けば、無残にも骨組みだけになったスコアボードが…。水がひいたように見えたグラウンドも、当時は海が近かったこともあり、満潮時にはジュクジュクと水が湧いてきて「とてもプレーできる状態ではなかった」と言います。
結局、28日から予定されていた巨人との3連戦は中止。なんとか10月3日の国鉄戦、6日の阪神戦の開催にはこぎつけたものの、とても名古屋の人々も野球というわけにはいかず観衆は1200人、2500人。それに球場も完全復旧には程遠く、広島、川崎、後楽園を借り、閉幕までの日程を消化しました。これもまた、決して風化させてはいけないプロ野球90年の歴史の一コマです。
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当時の出来事です。