広島・白濱裕太スコアラーが「昨年とは違う投手になっている」と語る中日投手が…

■2024.09.06 時事通信

中日の高橋宏斗は54年ぶりの「防御率0点台」を実現するか？


◆「昨年とは違う投手」
　対戦相手はどう見ているのか。広島で捕手として19年間プレーし、現在は広島の中日担当スコアラーを務める白浜裕太さんは、直球が厄介だと話す。「スプリット、カットボールがあって、カーブも強弱を付けられる。でもそんなボールが要らないくらい、ストレートの質がある。（狙い球を）真っすぐ100％どころか『1000』で向かっていってもファウルになる。昨年から球速は変わっていないが、あまりシュートしていない。ドーンっと来る感じ。本人も2軍を経て自信があると思うが、昨年とは違う投手になっている」

　優勝争いを繰り広げる広島は今季、高橋宏が登板した試合で4戦3敗。計30イニングで1点しか奪えていない。8月27日の試合では、低めを見極め、厳しい球はファウルで粘るなど各打者が工夫したが、7回1失点に抑えられた。白浜さんは「対策した中で上回る投球をされる。真っすぐを捨てて、フォークを捨てて、とか三振OKというのを2個か3個付け加えないと。普通に打ったら打てない。スーパーピッチャー」と表現する。ここまで被本塁打0ということにも納得できる。

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高橋宏斗投手について言及です。

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