彦野利勝さんが「配球、相手の守備位置も考え、意図した打撃ができれば、村松自身ももう一段階上がるんだろうけど」と語った場面

■2024.08.05 中日スポーツ

【彦野利勝の目】「攻めきれない」1死満塁での併殺打に倒れた中日・村松へ「意図した打撃ができれば、もう一段階上がる」


　「3つとも勝つチャンスがなかったわけじゃないんですけどね。きょうも九里を追い詰めたんだけど、ここというところで攻めきれなかった」と言うのは記者席で観戦した中日スポーツ評論家の彦野利勝さん。象徴的なシーンとして挙げたのが代打・龍空の適時打で1点を返した直後、1死満塁での村松の遊ゴロ併殺打だった。

　「真ん中付近を2球見送った後でしょ。村松なんて今のチームでも状態の良い打者。甘い球が来たら思い切り引っ張ってやろうと待つのもいいし、粘って反対方向にいくのもいい。配球、相手の守備位置も考え、意図した打撃ができれば、村松自身ももう一段階上がるんだろうけど」

　この3連戦前までは9勝3敗1分けと大きく勝ち越していた広島に、連日競り負けての3連敗。「みんな必死にやっているのは分かる。でも、こういうときこそ一生懸命だけじゃ駄目なんですよ。状況を頭に入れながら、どこかで余裕を持ってやらないと」と彦野さん。首位をいく広島と2桁借金に苦しむ中日。同じプロである以上、目標の差、モチベーションの差は敗戦の理由にはならない。

記事全文を読む

中日・村松開人「同じことが起こらないように準備してきた」 → その“準備”とは…

「（首脳陣は）しっかりと考えを持って、判断しているはずだから」　中日・村松開人、1軍復帰前は1軍の勝利に貢献できないフラストレーションが溜まっていた → その気持ちを沈めたのが…

彦野利勝さんが言及です。

《このブログの更新通知をTwitterで受け取る》

にほんブログ村

中日ドラゴンズランキング