■2024.08.01 Full-Count
中日23歳を襲った悪夢…左肩の「感覚がない」 地獄を感じた激痛、早期復帰へ“奇跡の1か月” #dragons #中日ドラゴンズ #npbhttps://t.co/hRk8D4NXNQ
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) July 31, 2024
■2024.08.01 Full-Count
中日23歳を襲った悪夢…左肩の「感覚がない」 地獄を感じた激痛、早期復帰へ“奇跡の1か月”
今季から西武で4度の盗塁王に輝いた片岡保幸氏(現役時代は治大、易之)を指導した安福一貴トレーナーに師事。オフには母校・明大や都内にある安福氏のトレーニングジムで練習を行った。個人で契約し、キャンプ期間中は体のケアも行った。
村松は怪我をした瞬間、「左肩の感覚がなくなり、やばいと思いました」と振り返る。すぐに連絡をすると安福氏は東京から名古屋まで飛んできてくれた。キャンプで体が不調な時にケアを依頼し、「こんなに変わるのか……」と衝撃を受けたことがあった。片岡氏が怪我をした時の話も聞いて、向き合い方を学んだ。「何かあったら、いつでも言ってな!」。そうかけられた言葉が頭に残っていた。
異例ともいえる1か月の戦列復帰、支えた“スペシャリスト”たち
24日のうちに、安福氏による手技を使った独自のケアが始まった。患部を刺激されると激痛が走った。「経験したことのないような痛みでした。地獄でした。怪我した時よりも痛かった」と今も思い出すだけで苦悶の表情を浮かべるほど、強度なものだった。耐えて、耐え抜いた。
なぜ、そのような痛みに耐えられたのか。「炎症とか痛みとか悪いモノっていうのは無理をしてでも、痛いくらいじゃないと治らないですから。それに信頼して任せられる。仮に悪くなっても(安福トレーナーなら)いいやと思えた」と覚悟を決めた。
翌日、痛みが消えた。左肩の感覚が戻った。「動きが全く変わりました。そこから良くなってきました」。次第にキャッチボールや打撃の動きを入れても違和感はなくなり、不安が消えた。
球団のトレーナーへの感謝も忘れない。動けるようになってからも「毎日のようにケアをしていただけました」と頭が下がる思いだった。患部だけではなく、心のケアもしてもらっていた。プロ野球選手は戦列を離れると感じる“孤独”があるからだ。
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中日・村松開人の“パーソナルトレーニング”の様子「6月23日に受傷した左肩SLAP損傷ですが…」
中日・村松開人「その日、その日の試合にしっかり準備して臨むことはもちろん大切ですが、毎日の結果に一喜一憂しないと決めたんです。そのきっかけになったのは…」
村松選手が明かしました。