■2024.07.29 中日スポーツ
[ドラニュース]【川又米利の目】「クリーンアップの差が出た」中日の主軸に苦言「打ってほしい場面で打ってくれないと勝負としては厳しくなる」#ドラゴンズhttps://t.co/DeqamgEfm2
— 中日スポーツ (@chuspo) July 28, 2024
■2024.07.29 中日スポーツ
【川又米利の目】「クリーンアップの差が出た」中日の主軸に苦言「打ってほしい場面で打ってくれないと勝負としては厳しくなる」
本紙評論家の川又米利さんは「クリーンアップの差が出てしまった」と指摘する。
岡田彰布監督は後半戦スタートの前に打線の奮起を促していたが、中日との3連戦でクリーンアップが脅威となった。3試合とも3番・森下、4番・佐藤輝、5番・大山が”安打、打点のそろい踏み”。3連戦の成績は次の通りだ。
▽森下 12打数8安打の打率6割6分7厘、1本塁打、6打点。
▽佐藤輝 13打数6安打の打率4割6分2厘、0本塁打、3打点。
▽大山 12打数4安打の打率3割3分3厘、1本塁打、3打点。
クリーンアップ合計は37打数18安打の打率4割8分6厘、2本塁打、12打点である。中日投手陣を打ち砕き、巨人追走へ弾みをつけた。
「きょうに限ると、2回に松葉のカットボールを捉えた大山のホームランは、それほど納得できるような当たりではなく、うまく風に乗せたもの。細川が打ったホームランも同じで、ちょうど2回の攻防あたりでは、甲子園通常の浜風が吹いていたから右打者には有利に作用したと言えますね。佐藤輝も多少強引さが目立つ打席もありましたが、素直に逆方向へ打ち返す打撃も見られた。森下は完全に乗せてしまいましたね。阪神はクリーンアップが打ち出すと怖い」
一方、中日の細川、中田、カリステに高橋周を含めた3試合のクリーンアップ成績は32打数8安打の打率2割5分、1本塁打、2打点。もちろん下位打線から1、2番までの出塁も関係してくるとはいえ、今回の対戦ではその差がはっきりと出てしまった。
「クリーンアップが、打ってほしい場面で打ってくれないと、勝負としては厳しくなります」と川又さん。中日の主軸に求めるのは、その一点に尽きるだろう。
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川又米利さんが「このプレーは必ず改善しなければいけない」と指摘したこと
川又米利さんが「これでは話にならない」と語ったこと
川又米利さんが語りました。