■2024.07.13 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
(石川翔の復活登板への取り組みの話題の続き)
若狭アナ:
「体編」、「フォーム編」、
見事に、見事に1年かけて良いモノになったんです。
そして2024年6月1日、ナゴヤ球場、中日vs.くふうハヤテ戦、
6-0と6点リードの8回の表、3番手で石川翔投手がマウンドに上がりました。
不安でした。
「本当に大丈夫か?」。
でも、その不安な気持ちを自分で押し殺しました。
「大丈夫、大丈夫、今までやってきたことは間違いない」。
思い切って腕を振りました。
大きく、強く、しなやかで柔らかい体で、
反動を小さくブレないフォームで投げました。
1イニング、パーフェクト、無失点、2奪三振。
この日のMAXは155km/hです。
今までやってきたこと、今までアドバイス、今までの練習、トレーニング、
食事、ストレッチ、サプリの摂取、全てが結果となって現れました。
そこで聞いたんです。
「松木平優太が支配下登録をされました。今、あなたは何を思いますか?」
石川翔:
「おめでとう。頑張れよ」です。
悔しいとかは全くありません。
と。
とても柔らかく、しなやかで明るい語り口で、
ブレない心で言ってくれました。
石川翔:
僕がやることには変わりありませんから。
と。
続きがあります。
石川翔:
僕が監督や球団代表だったら、
6年間、ケガばっかりしているピッチャー、
ちょっと2軍で投げたからといって、
支配下にするわけないですよ。
絶対にしません。
今年、2軍でケガ無く投げて抑えて、
「やっと考えるかな?」って感じです。
だから今年は僕、2軍で完走します。
抑えます。
「しっかりと投げられるぞ」というところをアピールします。
でも、去年の僕だったら、動揺していたと思います。
「あっ、俺じゃなかったんだ」「あっ、俺もう終わりだ」「枠が埋まっちゃった」 と、めちゃくちゃブレたと思いますが、
もう、そんな自分ともお別れしました。
と、そう話してくれました。
石川翔は体だけではなく、
心も強くしなやかに柔らかくなってました。
そして石川翔はフォームだけではなく、
心もブレなくなっていました。
本人は、こう話していました。
石川翔:
6年間、本当に遠回りでした。
でも全てが財産です。
やっと自分で自分のことが分かりました。
とても今、スッキリしています。
ただ、遅すぎますよね(笑)
と笑っていました。
松木平優太が支配下登録された今、石川翔が思うこと。
それは今日やるべきことをやる。
そして今年、残されたシーズン、完走し抑える。
それだけです。
『若狭敬一のスポ音』
3対0で勝利!高橋周のタイムリー!細川の2ラン!高橋宏は8回無失点で6勝目!マルティネスが通算150セーブ!投打が噛み合った快勝でしたね!連敗を3でストップしました!明日の「スポ音」コラムは「松木平優太が支配下登録された今、石川翔は何を思う?」です。お楽しみに!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) July 12, 2024
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(石川翔の復活登板への取り組みの話題の続き)
若狭アナ:
「体編」、「フォーム編」、
見事に、見事に1年かけて良いモノになったんです。
そして2024年6月1日、ナゴヤ球場、中日vs.くふうハヤテ戦、
6-0と6点リードの8回の表、3番手で石川翔投手がマウンドに上がりました。
不安でした。
「本当に大丈夫か?」。
でも、その不安な気持ちを自分で押し殺しました。
「大丈夫、大丈夫、今までやってきたことは間違いない」。
思い切って腕を振りました。
大きく、強く、しなやかで柔らかい体で、
反動を小さくブレないフォームで投げました。
1イニング、パーフェクト、無失点、2奪三振。
この日のMAXは155km/hです。
今までやってきたこと、今までアドバイス、今までの練習、トレーニング、
食事、ストレッチ、サプリの摂取、全てが結果となって現れました。
そこで聞いたんです。
「松木平優太が支配下登録をされました。今、あなたは何を思いますか?」
石川翔:
「おめでとう。頑張れよ」です。
悔しいとかは全くありません。
と。
とても柔らかく、しなやかで明るい語り口で、
ブレない心で言ってくれました。
石川翔:
僕がやることには変わりありませんから。
と。
続きがあります。
石川翔:
僕が監督や球団代表だったら、
6年間、ケガばっかりしているピッチャー、
ちょっと2軍で投げたからといって、
支配下にするわけないですよ。
絶対にしません。
今年、2軍でケガ無く投げて抑えて、
「やっと考えるかな?」って感じです。
だから今年は僕、2軍で完走します。
抑えます。
「しっかりと投げられるぞ」というところをアピールします。
でも、去年の僕だったら、動揺していたと思います。
「あっ、俺じゃなかったんだ」「あっ、俺もう終わりだ」「枠が埋まっちゃった」 と、めちゃくちゃブレたと思いますが、
もう、そんな自分ともお別れしました。
と、そう話してくれました。
石川翔は体だけではなく、
心も強くしなやかに柔らかくなってました。
そして石川翔はフォームだけではなく、
心もブレなくなっていました。
本人は、こう話していました。
石川翔:
6年間、本当に遠回りでした。
でも全てが財産です。
やっと自分で自分のことが分かりました。
とても今、スッキリしています。
ただ、遅すぎますよね(笑)
と笑っていました。
松木平優太が支配下登録された今、石川翔が思うこと。
それは今日やるべきことをやる。
そして今年、残されたシーズン、完走し抑える。
それだけです。
中日・落合英二コーチ「お前がな、残り1枠を勝ち取ったりするだろう?プロ初登板するだろう?絶対、打たれるからな!プロの1軍のバッター、甘いもんじゃないからな」 松木平優太に厳しい言葉をかけ続けていた理由は…
中日・落合英二コーチ、松木平優太について「あいつはここまで…」
石川翔投手が語ります。