■2024.06.17 Full-Count
世紀のトレードも…確約されていた中日復帰 「紙もあるけど」譲れなかった“復帰の文句” #dragons #中日ドラゴンズ #npb #chibalottehttps://t.co/4iuSzZcQ5x
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) June 16, 2024
■2024.06.17 Full-Count
世紀のトレードも…確約されていた中日復帰 「紙もあるけど」譲れなかった“復帰の文句”
元横浜(現DeNA)監督で中日、ロッテでは投手として活躍した牛島和彦氏は現在、評論家として野球と関わり続けている。今後については「もう世の中、縁のものやなぁみたいな……。いろんな縁があって、その縁をどういうふうにつなげていくかと思っている」と言う。1986年オフに落合博満内野手との世紀のトレードで中日からロッテに移籍してから40年近くになるが、プロ野球人生をスタートさせた中日など古巣への思いは……。
横浜監督を2006年に退任してから、牛島氏はプロ野球球団のユニホームを着ていない。野球人生における次なる目標、夢はどうなのか。「それはあまりないですね」と笑いながらもこう続けた。「例えば、今、打球速度とかスピン量とか、いろんなことがだんだん入ってきているけど、それとはまた違う意味のボールが見づらいとか、打ちづらいとか、そういうところで役に立てるのであれば、いくらでもアドバイスができるかな、伝えられるかなと思いますけどね」。
強調したのが「縁」だ。球界きっての理論派で、まだ63歳。これから先、監督や指導者の話があっても不思議ではないが「例えば監督なら2回目になりますし、自分の思ったコーチは連れてこないでとかなったら……。やっぱり自分を理解してもらえる人が周りにいてできるのであればというのはありますね。経営とかもあるでしょうけど、自分の思っていることが伝わらないところでやってもストレスをためて体を壊すだけの世界になりますから」と話す。
中日からロッテに移籍する際に“将来、中日に戻す”との約束があったと言われているが、これについても「そんな話はありましたし、紙もありますけど、僕は(トレードで)出た限り、そういうのは全く気にしていませんでした」と明かす。その上で「戻す約束があるから帰って来い、だったら、ノー、“お前が絶対に必要だから帰ってきてくれ”だったら、考えますってそういうふうに思っていました」とも付け加えた。
約束をかわした当時の中日監督だった星野仙一氏が、その後中日を退団し、阪神、楽天の監督などを務めたこともあり「星野さんは最後(中日)球団とすったもんだになっているから、それもまた別問題なんだろうなとも思いますけどね」と話したが、何事にも白黒はっきりしているのは、まさに牛島氏らしいスタンスだろう。そういうこともすべてひっくるめて「縁」があればということだ。
古巣の中日、ロッテ、DeNAの3球団のことも「気になるかと言われたら、そうでもないですよ」と話す。「球団よりも個々の選手が気になりますね。今、(三浦)大輔が監督をやっているじゃないですか。何とか男にしてやりたいなぁ、みたいなね。そんな感じです。もう中日もロッテも一緒にやっていたヤツはほぼいないですからね。(中日監督の)立浪(和義)も一緒にはやっていませんしね。山本昌が現役の時は“昌頑張れ”って見ていたんですけどね」と笑った。
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牛島和彦さん、中日からのトレード通告について明かす「『お金を出すから行ってくれ』って。これにカチンと来て…」
牛島和彦さん「今のドラゴンズに対してではないですが、僕が監督の時ですけど、調子が悪い時は…」
牛島和彦さんが語りました。