■2024.05.28 中日スポーツ
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中田宗男さん「スカウト虚々実々」
ドラフト当日まで1位指名が決まらなかった2016年。森監督の決断は柳入札。指名後に聞こえてきたのは。#柳裕也 #中日ドラゴンズ #トーチュウ
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■2024.05.28 中日スポーツ
【中日】「柳裕也で良かった」2016年ドラフト会議の当日の朝に決まった1位指名 指名後に聞こえてきた絶賛の声
◇中田宗男の「スカウト虚々実々」
2016年のドラフトは創価大の田中正義(ソフトバンク→日本ハム)を5球団が1位指名。次に評価が高かったのが、外れ1位ながら5球団が競合した桜美林大の佐々木千隼(ロッテ→DeNA)でした。しかし、中日は、早い段階から栃木・作新学院高の今井達也(西武)と柳を先の2人と同等以上に評価していました。
「高校生なら今井」。何度かの視察を重ね、そんな方針でいましたが、夏の甲子園大会で全国制覇したことで今井株は急騰。単独入札は望めない状況となりました。
「大学生なら柳」。もちろん神奈川・横浜高時代からマークしていましたが、エースとしての安定感は際立っていました。素材の今井か、即戦力の柳か。結論が出ないまま、ドラフト前日のスカウト会議を迎えました。
森繁和新監督に一任。それがスカウト部の総意でした。その年の8月に監督代行となり、そのまま内部昇格が決まっていた森さんの返事は「一晩考えさせてくれ」。そして翌朝に「柳でいこう」と伝えてきたのです。当日のスポーツ紙は、ほとんどが「中日は今井」と予想していたと記憶します。あれは他球団を欺こうと虚偽の情報を流したのでも、急きょ変更になったのでもなく、実際に会議数時間前に決まったことなのです。
西武が今井を単独指名し、柳はDeNAと競合の末に交渉権を獲得。翌11月には明治神宮大会で明大が日本一に輝きました。結果的にはその年の高校と大学の優勝校の両エースの二択で迷っていたのです。鮮明に覚えているのは指名前より、むしろ指名後。その大会の期間中、東京六大学や大学日本代表の関係者と話す時間がありましたが、誰もが柳を絶賛するのです。
「中日はいい選手を取りましたね」「彼には本当に助けられました」。投手としてだけでなく、柳の人間性やリーダーシップをたたえるのです。チームの精神的支柱として集団をまとめあげ、引っ張っていく能力は、誰にでも備わっているわけではありません。
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元中日スカウト・中田宗男さんが明かした“2015年ドラフト1位指名”「『GMは今永昇太でいきたかったのにスカウトが髙橋純平をごり押しした』みたいなことが書かれている記事もあるようだが、それは事実ではない」
元中日スカウト・中田宗男さんが明かす、ドラフト時点での山本由伸の“評価”「あのフォーム、あの出力だと…」
中田宗男さんが明かしました。