■2024.04.30 CBC MAGAZINE(CBCマガジン)
なぜ、ドラゴンズの投手陣は四球が減ったのか?侍投手コーチ・吉見一起氏が最強リリーフ陣の一角・勝野昌慶投手に迫る
竜投手陣の与四球が減った理由
今シーズンのドラゴンズは2891日ぶりの単独首位に立ち、4年ぶりの6連勝を飾るなど開幕ダッシュに成功した。その立役者と言えるのが投手陣。球団タイ記録となる12試合連続で2失点以内に抑えるなど抜群の安定感を誇っている。そんな投手陣の活躍を見て吉見さんはひとつ気になったことがあるという。その内容とは―。
吉見氏:今年、試合を見ていて勝てているというのと、もう一つ感じるのがフォアボールがすごく少ないなという印象がある。なぜフォアボールが少なくなったんですか?みんなじゃないですか。
※ドラゴンズの1試合平均の与四球が去年の3.1個に対し今年は2.6個
勝野投手:フォアボールを出すぐらいなら打たれてもいいからっていうのは監督には言われたので。思い切って行って自分の良い球を投げて、それを打たれたなら割り切って次のバッターに行った結果かなと。
吉見氏:3ボール2ストライクになった時はストライクゾーンの中で勝負しようと?
勝野投手:そうですね。3ボール2ストライクとかになる前に、もう決着をつけるぐらいの感じです。追い込んだらもう3球勝負に行ったりとかですね。
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