■2024.04.07 中日スポーツ
専任のバントコーチもつく…中日・ロドリゲスが『来日初犠打』沖縄に始まり3月以降も続いた早出特訓が結実#中日 #ロドリゲス https://t.co/U6CgzwCad6
— 中日スポーツ (@chuspo) April 7, 2024
■2024.04.07 中日スポーツ
専任のバントコーチもつく…中日・ロドリゲスが『来日初犠打』沖縄に始まり3月以降も続いた早出特訓が結実
送球能力の高さ、守備範囲の広さは沖縄キャンプの時点で太鼓判。だけどまだ若いロドリゲスには、できないことがいくつもあった。長丁場を耐える体力、打力、そしてバント技術。キューバ国内リーグでは3シーズン、計141試合で14という犠打の記録が残っているが、簡単にはやらせない配球を駆使する日本の投手にかかれば、とてもできそうにはなかった。だから首脳陣はシーズンでの起用を見越して、沖縄では毎朝のように早出のバント特訓を課した。それは3月以降も続き、専任のバントコーチもついていた。
「良かったぁ…。あとでちゃんと映像確認して形を見直しますが、うまいバントだったと思います。この成功体験がきっと生きますから」
上田打撃コーチは、チャン(ロドリゲス)のバント成功を心から喜んでいた。現役時代は通算45犠打の上田先生が生徒に繰り返し教えたのは「1、2、コン」。体重移動のコツである。最初から投球を受けていては速い球には押され、逃げていく球にはついていけない。だからまず1で前の足(左)に体重を乗せ、2でリズムを取ってコンと転がす。キューバと日本では野球観が違う。当初のロドリゲスがバント練習の必要性を本当に理解していたかは疑問だが、日本で夢をつかむため、黙ってレッスンについていった。その結果の成功と得点。何よりも勝利につながった。
「コーチがつきっきりで教えてくれた。感謝しています」。先生にささげる来日初犠打。彼の「覚えるリスト」から、今季中には「しっかりバントできること」は消えるはずだ。
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中日・C.ロドリゲスの“自己犠牲の精神”
中日・C.ロドリゲス「同世代は少しじゃない、とても多くが(米国へ)行った。でも、自分は…」
上田コーチが指導です。