■2024.03.31 中日スポーツ
「僕にとっていらないもの」を積み上げ2000奪三振 中日・涌井が選んだ“空振り”と“見逃し”それぞれのベストK#ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragons#涌井秀章https://t.co/4NYTcYppnA pic.twitter.com/7xeRS7l0G6
— 中日スポーツ (@chuspo) March 31, 2024
■2024.03.31 中日スポーツ
「僕にとっていらないもの」を積み上げ2000奪三振 中日・涌井が選んだ“空振り”と“見逃し”それぞれのベストK
涌井は「僕にとって三振はいらないもの」と言い切る。その理由も「僕は中学生のころには、内野ゴロを打たせて生きていく投手だと思っていた。だからよく言われる(全員三振の)81球より、断然27球で終わりたい派なんですよ」と明快だ。
しかし、記録が残れば記憶にも残る。2001も奪えば会心があるものだ。「空振り」と「見逃し」で、それぞれのベストKを選んでもらった。まずは空振り。06年4月9日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、新庄から奪った。
「最後はチェンジアップだったんですが、真っすぐのタイミングで振ってきての空振り。時差が生まれたんです」
速球との球速差が生み出す前後の変化。体勢を崩しきっての空振りは、投手にとって何よりの優越感だ。続いて見逃しはロッテに移籍後の16年7月5日。西武戦(QVCマリン)で、最後の力を振り絞った。
「岸さん(現楽天)と投げ合って、9回投げきっても決着がつかなかったんです。その最後のアウトが中村さん。外角ストレートでした」
2死一、二塁のピンチに、糸を引くようなストレートで3球勝負。古巣の4番にバットさえ振らせなかった。エース対決にふさわしい投球で9イニングを投げ終えた。
空振りで奪う快感か、見逃しの美しさか。涌井は「僕は空振り派。打者の予測を上回った感があるので」。いらないものなんて言いながら、そこには涌井らしい美学があった。
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涌井投手が語ります。