■2024.03.28 中日スポーツ
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— 中日スポーツ (@chuspo) March 28, 2024
■2024.03.28 中日スポーツ
【中日】ロドリゲス、同世代は「とても多くが」亡命も…「いつか日本から声がかかると思って頑張ってきた」
一気に開幕ショートを任されるカリビアンは、日本球界からのオファーを待っていたと明かした。
「自分の能力に自信があった。いつか日本から声がかかると思ってキューバで頑張ってきた。日本で稼いだお金を家族へ送らなきゃいけない。チャンスは来ると思って一生懸命きょうまで頑張ってて、こうやってかなった」。ハングリーな日々を振り返った。
U―23のキューバ代表。昨年11月にはニカラグアで開かれた国際大会に召集されている。かつての名遊撃手で、ナショナルチームの首脳陣ヘルマン・メサ(56)が「みんな亡命してしまう」と語るほど、キューバの抱える国籍とプレーする舞台の不一致問題は根深い。ロドリゲスは声を掛けられてキューバに残留していたのか、オファー自体がなかったのか。
「自分には(オファーは)なかった。同世代は少しじゃない、とても多くが(米国へ)行った。でも、自分は正式に海外に来られた。キューバは落ち着いて帰る場所。日本にいられてうれしい」。母国の先輩で、ソフトバンク・グラシアルやデスパイネらの年俸を聞き、日本は数百万ドルを得られるステージだと知ってオファーを待った。
目標は母国での自動車と自宅の購入。「お金をもうけるとリラックスできるという人もいるけれど、僕は謙虚にいくよ」。開幕3戦目の31日は22歳の誕生日。堂々と海を渡った背番号95が、日本の首都からロドリゲスの名をとどろかせる。
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