中日ドラゴンズ沖縄春季キャンプを視察した川又米利さん、午後7時頃に室内練習場近くをたまたま通りかかると照明がついていた → 「まだ誰か打っているのか」と驚き、チーム関係者に聞くと…

■2024.02.16 中日スポーツ

【川又米利チェック】気掛かりだった中日・細川成也…シート打撃での一発で危惧一掃「しっかり練習で振り込んでいる」


　中日一筋で19年間プレーした本紙評論家の川又米利さん（63）には今キャンプを視察するまで気掛かりな選手がいた。昨年ブレークした細川成也外野手（25）である。

　「昨年の落ち込みが尾を引かなければいいんだけどと心配していたんですよ」

…

　「状態は悪くなさそうです。しっかり練習で振り込んでいるし、シート打撃で結果も出しましたからね」

　昨年の急降下は「強引な打撃が目立ちました。ボール球にも手を出すようになって打ちたいという焦りも生まれて崩れていったと思います」と分析。「昨年のシーズン後半戦は20回に1回ぐらいしか打っていないイメージでした。それぐらいミスショットが多かった。3割をキープするのは大変で、3割から落ちるのは早いもの。目に見えない疲労がたまって、自分では元気と思っていてもバットが重く感じたりしたこともあったと思います」と続ける。

　川又さんは、その一発だけで気掛かりな部分を消したわけではない。キャンプ中盤のこと。練習は終わっているはずだった午後7時ごろにキャンプ地の室内練習場近くをたまたま通りかかると、照明がついていた。「まだ誰か打っているのか」と驚き、チーム関係者に聞くと「細川が打っているよ」と返ってきた。昨年チームトップとなる24本塁打を放った細川が必死になってバットを振り込む姿が目に浮かび、川又さんはほほ笑んだ。

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中日・細川成也、沖縄春季キャンプ休日の様子

川又米利さんも一安心です。

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