■2024.02.03 中日スポーツ
2/1に投げる野球界の不文律…あえて破った中日・柳「初日はどうしても力む」彼が恐ろしさ知った“1年目”#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragons#柳裕也 #キャンプhttps://t.co/vxoLItUjVb pic.twitter.com/1jV2Pyz8PQ
— 中日スポーツ (@chuspo) February 3, 2024
■2024.02.03 中日スポーツ
2/1に投げる野球界の不文律…あえて破った中日・柳「初日はどうしても力む」彼が恐ろしさ知った“1年目”
「今年で8年目になりますが、初めてブルペンに入らないつもりです。初日はどうしても力む。それで投げると、フォームのバランスがおかしくなるし、故障につながることもありますから」
すでに宮崎県都城市での自主トレ中に3度、名古屋に戻ってから1度、彼は投球練習を行っている。つまり、柳は投げられないのではなく、投げなかったのだ。
1月の緩い雰囲気が、2月に入ると一気に張り詰める。何台ものカメラが追い、野球好きが全国から集まってくる。何よりも首脳陣の熱い視線を背中から感じる。いいところを見せようと思えば、人は力む。柳にはその恐ろしさを知った体験がある。
「ルーキーのキャンプです。少し肘が良くないと思いながら、投げてしまったんです」。ドラ1が不文律を破れるはずがない。7年前は違和感を隠して43球。そのツケはすぐに回ってきた。右肘の状態は悪化し、開幕は2軍。5月に初昇格したが、1勝でシーズンを終えている。
だからあえて2日にブルペン入りし、32球を投げた。「それでも力んでいました」と柳は言うが、8年目にしてこれができたのは、競争ではなく、調整を許される立場になったことを意味する。読んで字のごとく、3月末に状態を仕上げ、調える。その方法を全て任されるのは勝ち取った権利だが、同時に義務も発生する。
「シート打撃で2度投げて、沖縄にいる間に実戦に投げます。1年間しっかりと投げる体をつくっていきます」
離脱せずローテを守り、結果を出すこと。これが柳に課せられた義務である。
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柳投手が明かしました。