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中日・細川成也、バットの形状変更を依頼する その狙いは…

細川成也
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■2023.12.28 中日スポーツ



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中日・細川成也の新たな挑戦「もっと柔らかい打撃ができるように」 超長距離砲仕様バットでシーズン30発へ
中日・細川成也、バットの形状変更を依頼する その狙いは…

 彗星(すいせい)のごとく現れた和製大砲がまた新たな挑戦を試みる。6日に用具提供を受けている同社のスタッフ会議を訪れた際、来季使うバットの話し合いが終わる直前に細川がこう話を切り出した。「もう少しグリップを細くしたものをつくっていただけますか」。相棒のさらなる形状変更を依頼した。

 来季のバットは今オフに広島からオリックスへFA移籍した西川龍馬外野手(29)のモデルを基調とし、西川のものよりも1センチ長い34インチ、900グラム超にカスタマイズした。長距離砲が使うことが多いトップバランスで先端に重心がある。ここにアレンジを加える。現行のバットのグリップは最も細い部分が約2・4センチ。それをさらに細くする。2020年から公認バットの規定として、「グリップの一番細い部分が2・25センチ以上」と定められている。極限までこだわった“極細”グリップをオーダーした。

 狙いがある。「よりヘッドを利かせるためです」。秋季練習中から口癖のように繰り返した言葉だ。ポイントとなるのはバットのしなり。同社の担当者によると、グリップを細くすることでより重心が先端になる。「先端に重さがある分、しならせないとバットが出てこない。扱いは難しいですが、もっと力を抜いて柔らかい打撃ができるようになる」と細川は説明する。和田打撃コーチからも極細バットを試してみるよう助言も受けたという。

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来季に向けてバットを改造です。

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