中日・根尾昂投手、トレードとなった吉田輝星投手について語る

■2023.12.02 中日スポーツ

【中日】根尾昂「僕も必死に」オリックスへトレードの吉田輝星に「投手」として負けない活躍誓う


　熱い思いは5年前から変わることはない。吉田の移籍には「トレードか、という感じでした。僕も必死にやっている。輝星に負けじと頑張るだけです」。両者が日本列島をわかせたのは2018年、記念すべき第100回大会だった夏の甲子園だ。決勝で対戦し、春夏連覇の立役者となった根尾と秋田・金足農のエースとして旋風を起こした吉田は、ともにドラフト1位でプロ入りした。

　ただ、「もう5年前。プロでは全く関係ありません」と根尾。現在、2000年世代は戸郷（巨人）を筆頭に、今季は万波（日本ハム）がブレーク。11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは大学出身の森下（阪神）、門脇（巨人）らも活躍した。一方で、戦力外の選手も当然のように出ているのが現実だ。

　厳しい世界のなかで来季は6年目を迎える。プロ入り後、吉田とは打者として対戦があったが、現在は投手として力を付けてきている根尾。いつかは投げ合う日も待ち遠しい。「皆さんはそう思いますよね。僕自身、もっと変化したい、よくなりたい。そこに向かってやっていくだけです」。番組では来季の目標に「まず1勝」を掲げた。かつての甲子園のスターが奮起する。

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「輝星に負けじと頑張るだけです」と語りました。

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