■2023.10.30 時事通信
◆2年連続最下位中日の観客動員はなぜ「大入り」だったのか? 本拠地関係者も驚き、ファンの声は…
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 30, 2023
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球団史上初めて2年連続で最下位となった中日。観客動員数は4年ぶりに200万人を超え、この10年で2番目に多かった。理由を探った。#dragons pic.twitter.com/COTDnWSV6v
■2023.10.30 時事通信
2年連続最下位中日の観客動員はなぜ「大入り」だったのか? 本拠地関係者も驚き、ファンの声は…
9月10日にBクラスが確定した後も、本拠地では7試合中6試合で3万6000人超えの「満員御礼」となった。シーズン終了間際のある日、本拠地バンテリンドームナゴヤの関係者は驚きを隠さなかった。「ありがたいが、この順位でなんでこんなに来てくれるのか」
◆WBC効果、コロナ禍収束
球団とナゴヤドーム社の分析では、大きな理由が二つある。一つは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝し、野球に注目が集まったこと。中日から唯一、侍ジャパン入りした高橋宏斗投手が先発した日は、当日券の売れ行きが良かったという。
次に挙げられるのはコロナ禍の収束。今季は声出し応援が4年ぶりに解禁され、5月には感染症法上の位置付けが「5類」に移行した。ファンクラブ会員への調査では、60歳前後の入場者がコロナ禍前から約1.6倍に増加。中日の壁谷浩和常務取締役事業本部長は「管理職が多い年代。コロナに気を付けなさいと(上から)言われていた方が増えたのでは」と分析。ドーム関係者も「今まで自粛していた人たちがリアルを求めていらっしゃったのが大きいのかな」と話す。
これらの要因は他球団にも影響を与えているとみられ、12球団合計で昨年から約400万人も観客動員が増えている。
◆若手起用が奏功
立浪和義監督が若手を多く起用したことが一因という声もあった。大砲候補の石川昂弥内野手(22)は自己最多の121試合に出場し、岡林勇希外野手(21)は自身初のフルイニング出場を果たして自己最多の163安打を放った。現役ドラフトで今季加入した細川成也外野手(25)は、ともにチームトップの24本塁打、78打点をマーク。他にも土田龍空内野手(20)や、村松開人(22)と福永裕基(27)の両新人内野手がいずれも100試合前後に出場。投手陣も、先発ローテーションを守った高橋宏(21)を筆頭に、救援陣の藤嶋健人(25)、清水達也(23)、ルーキーの松山晋也(23)ら若手投手が活躍した。
40年来のファンという岐阜県多治見市の会社員、後藤隆さん(51)は「今年も貧打だけど、ここまで若手が躍動するシーズンは過去になかった。いいのか悪いのか、立浪監督が若い選手を使うと言って、若い選手を見に来ている人が多いということはあると思う」と語る。今季は外野席で20試合以上観戦。客席では若手を応援する女性ファンが増えている印象があるといい、「カープ女子の最初の頃のような傾向がある」と以前との客層の違いを感じている。
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シーズン終盤は全試合が超満員となりました。