■2023.03.25 Number Web
「本当は戦力になりたかった…」侍ジャパン歓喜の瞬間を無人のマツダスタジアムで迎えた栗林良吏が今季に期する思い(前原淳)#プロ野球 #npb #カープ #carp #広島 #栗林良吏 #侍ジャパン #WBC #NumberWeb https://t.co/859wvfOvM1
— Number編集部 (@numberweb) March 25, 2023
■2023.03.25 Number Web – ナンバー
「本当は戦力になりたかった…」侍ジャパン歓喜の瞬間を無人のマツダスタジアムで迎えた栗林良吏が今季に期する思い
悔しさと、嬉しさと
失意の中でも自分が前に進んでいこうとする覚悟は、米国で戦う侍ジャパンの姿と重なった。
準決勝メキシコ戦後には髙橋宏斗(中日)から「明日、一緒にがんばりましょう」というメッセージが届き、優勝の瞬間も20番のユニホームを掲げる大勢(巨人)の姿に胸が熱くなった。思いを託し、信じていた仲間の世界一を心から喜んだ。
ただ、心の奥にはどこか重たいものも残る。歓喜に沸いた日本で、そんな思いをしたのは栗林ただひとり。WBC決勝の9回と同じタイミングに行った投球練習は、悲しいほどのコントラストだった。
「悔しい気持ちは、今でも持っている。うれしい気持ちも、もちろん10割。みんなが喜んでいるシーンだとか、世界一の輪にいられなかった悔しさはもちろんある。悔しさを忘れるのではなく、原動力に変えていけたらいい。野球ができなくなるわけじゃないので、しっかり野球をやって、カープファンを含め、野球ファンのみなさんに明るいニュースを届けられるように頑張っていけたらいいなと思っています」
よどみなく紡いだ言葉はそのまま、前進する力になっていく。
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中日・高橋宏斗投手「栗林さぁ~~~ん!!! やったよぉ~~~!!!」【動画】
広島・栗林良吏投手「なんて良い子なんだ 感動です ありがとう」
高橋宏斗投手からメッセージが届いていたようです。