■2022.01.29 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
お便り「Q.高松選手の評価はどうでしょうか?」
若狭アナ:
去年ねぇ、出てきましたよ!
盗塁も頑張りましたし、代走で素晴らしいプレーも見せました。
高松渡という選手。
荒木コーチ:
まぁこれからでしょうね、まだまだ。
若狭アナ:
彼はこれから?
荒木コーチ:
まだまだこれからやっていくでしょう。
練習もいっぱいやらないといけないですし。
若狭アナ:
はぁ~!
良いところはどのあたりに評価していますか?
荒木コーチ:
良いところ、
まぁ足が速い、単純に。
若狭アナ:
単純にそのスピード感、足が速い?
荒木コーチ:
そんなにスピードというのは、
これから鍛えても、
そんなに付くものでないものを元から持っているので、そこを。
若狭アナ:
はぁ~!
足りないところは?
荒木コーチ:
う~ん…。
まだなんか「このくらいやっとけばいいだろう」というふうに見える時があるので。
若狭アナ:
ほぉほぉ!
荒木コーチ:
本当にこの世界でレギュラー獲ってやっていきたいと思うのであれば、
もう1つ自分の壁をぶっ壊して、
やっていくべきかなっていうところがある。
若狭アナ:
私はかつて文春コラムにも書いたんですが、
荒木さんも実は現役時代に何回か野球をなめたことがあって、
高卒2年目くらいでナゴヤドームになった時に60試合くらい出て、
「あっ、なんだだこんな感じでいけるんだ」というのと、
山田監督になった時に、
二遊間が空いたので「お前らどうだ?」ということで荒木・井端が起用されて、
一応、シーズン通したけども、
「おっ、いけるな」なんて思ったけれども、そこにやってきたのが落合博満である。
荒木コーチ:
はい。
若狭アナ:
その甘えとか「これくらいでいいだろう」みたいなものを全部あのノックで削ぎ落とされたっていう。
荒木コーチ:
そうですね。
若狭アナ:
やっぱりどこかで「これくらいでいいかな」と若いうちは思うもんなんですか?
荒木コーチ:
思うと思いますね、
誰でもね。
若狭アナ:
思うんだ!(笑)
やっぱり、そうなんだ…!
荒木コーチ:
難しいですよね、人の気持ちって。
でも1回、そういう経験しないとそれを分からないので、
これから頑張っていくんじゃないですかね。
若狭アナ:
そうですね。
高松次第ってことですね。
荒木コーチ:
ですね。
コーチとして別に自分の仕事を放棄してるわけではないですけど、
もちろん彼が上手くなっていくようにやっていきたいと思うんですけど、
あとは自分でどう考えていくかということも大事になってくるので。
若狭アナ:
そういうことですね。
『若狭敬一のスポ音』
12時20分からは「スポ音」をお聞きください。今日のゲストは中日ドラゴンズ一軍内野守備走塁コーチの荒木雅博さん!すでに収録済みです。14時台からたっぷりお聞き頂けます。お楽しみに! #スポ音 pic.twitter.com/a5fOESVxKw
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) January 29, 2022
…
お便り「Q.高松選手の評価はどうでしょうか?」
若狭アナ:
去年ねぇ、出てきましたよ!
盗塁も頑張りましたし、代走で素晴らしいプレーも見せました。
高松渡という選手。
荒木コーチ:
まぁこれからでしょうね、まだまだ。
若狭アナ:
彼はこれから?
荒木コーチ:
まだまだこれからやっていくでしょう。
練習もいっぱいやらないといけないですし。
若狭アナ:
はぁ~!
良いところはどのあたりに評価していますか?
荒木コーチ:
良いところ、
まぁ足が速い、単純に。
若狭アナ:
単純にそのスピード感、足が速い?
荒木コーチ:
そんなにスピードというのは、
これから鍛えても、
そんなに付くものでないものを元から持っているので、そこを。
若狭アナ:
はぁ~!
足りないところは?
荒木コーチ:
う~ん…。
まだなんか「このくらいやっとけばいいだろう」というふうに見える時があるので。
若狭アナ:
ほぉほぉ!
荒木コーチ:
本当にこの世界でレギュラー獲ってやっていきたいと思うのであれば、
もう1つ自分の壁をぶっ壊して、
やっていくべきかなっていうところがある。
若狭アナ:
私はかつて文春コラムにも書いたんですが、
荒木さんも実は現役時代に何回か野球をなめたことがあって、
高卒2年目くらいでナゴヤドームになった時に60試合くらい出て、
「あっ、なんだだこんな感じでいけるんだ」というのと、
山田監督になった時に、
二遊間が空いたので「お前らどうだ?」ということで荒木・井端が起用されて、
一応、シーズン通したけども、
「おっ、いけるな」なんて思ったけれども、そこにやってきたのが落合博満である。
荒木コーチ:
はい。
若狭アナ:
その甘えとか「これくらいでいいだろう」みたいなものを全部あのノックで削ぎ落とされたっていう。
荒木コーチ:
そうですね。
若狭アナ:
やっぱりどこかで「これくらいでいいかな」と若いうちは思うもんなんですか?
荒木コーチ:
思うと思いますね、
誰でもね。
若狭アナ:
思うんだ!(笑)
やっぱり、そうなんだ…!
荒木コーチ:
難しいですよね、人の気持ちって。
でも1回、そういう経験しないとそれを分からないので、
これから頑張っていくんじゃないですかね。
若狭アナ:
そうですね。
高松次第ってことですね。
荒木コーチ:
ですね。
コーチとして別に自分の仕事を放棄してるわけではないですけど、
もちろん彼が上手くなっていくようにやっていきたいと思うんですけど、
あとは自分でどう考えていくかということも大事になってくるので。
若狭アナ:
そういうことですね。
中日・荒木雅博コーチ「野球をなめたのはBクラスの97年と2001年。つまり、弱いチームで出場機会を与えられただけなのに自分で掴んだと勘違いしたんです」
中日・荒木雅博コーチが高松渡選手に見せた“お手本”があまりにも上手すぎる…
荒木コーチがかつて歩んだ道、高松選手も今は丁度そこにいるかもしれません。