■2021.10.19 ミズノ株式会社のプレスリリース
中日ドラゴンズの本拠地「バンテリンドーム ナゴヤ」ミズノ野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」提供
ミズノは、野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」(エムエスクラフトベースボールターフ)を、中日ドラゴンズの本拠地「バンテリンドーム ナゴヤ」に、2022年シーズンから提供します。
「MS Craft Baseball Turf」最大の特長は、パイル(芝葉)を天然の芝葉に近い形状にした特殊捲縮加工を施していることです。この加工により、衝撃吸収性能が約15%向上※1し、さらにボールのバウンドや転がりが安定します。選手のプレー中の負担を軽減し、シーズンを通して安定したグラウンドコンディションを提供します。
※1 当社直毛型ロングパイル人工芝との比較
「MS Craft Baseball Turf」のプロ野球1軍球場への提供は、バンテリンドーム ナゴヤで4球団目、セントラル・リーグの球団では初めてです。これにより、人工芝を採用している国内のプロ野球球場におけるミズノの人工芝シェアは、1位になります。
▼MS Craft Baseball Turf
https://sports-facilities.mizuno.jp/service/grass/productlist/baseballturf/
バンテリンドーム ナゴヤ 「MS Craft Baseball Turf」採用の背景について
バンテリンドーム ナゴヤは、プロ野球以外にも各種スポーツイベントやコンサートで使用されることが多く、人工芝の撤去や敷設による芝の劣化が課題でした。「MS Craft Baseball Turf」は、パイル(芝葉)が天然の芝葉に近い形状に特殊加工していることで、選手の足への負担が軽減されるほか、イベント時の載荷重により倒れたパイルの形状復元性にも優れているため、採用にいたりました。
バンテリンドーム ナゴヤ 施設担当者コメント
「このたび、選手がより天然芝に近い感覚でプレーが可能な、野球専用の人工芝に切り替えることとしました。光の照り返しも少なくなり、お客様が観戦の際にエキサイティングなプレーをより楽しくご覧いただけると考えています。また、プロ野球以外の各種スポーツイベントにおきましても、これまで以上に良いグラウンド環境をお客様に提供いたします。」
■「MS Craft Baseball Turf」8つの特長
パイル(芝葉)を天然の芝葉に近い形状にした特殊捲縮加工にすることで、当社直毛型人工芝と比較し8つの特長があります。
■野球シーン以外での活用
スポーツ庁及び経済産業省では、まちづくりや地域活性化の核となるスタジアム・アリーナの実現を目指す「スタジアム・アリーナ改革」に取り組まれており、多機能な施設整備が求められています。バンテリンドーム ナゴヤは野球以外のシーンでも活用されることが多い施設です。「MS Craft Baseball Turf」は、耐久性や復元性が高く、野球以外の様々なスポーツシーンでも施設を活用することができます。
■野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」の主な導入実績
・新潟県南魚沼市「大原運動公園野球場」(2013年11月)
・東京都西多摩郡「亜細亜大学硬式野球部日の出グラウンド」(2014年3月)
・神奈川県川崎市「ENEOSとどろきグラウンド」(2015年3月)
・福岡県筑後市「HAWKSベースボールパーク筑後」タマホームスタジアム筑後(2016年2月)
・埼玉県所沢市「メットライフドーム」埼玉西武ライオンズ1軍球場(2016年3月)
・北海道釧路市「釧路市民球場」(2017年7月)
・千葉県千葉市「ZOZOマリンスタジアム」千葉ロッテマリーンズ1軍球場(2018年2月)
・大阪府大阪市「京セラドーム大阪」オリックス・バファローズ1軍球場(2018年3月)
・福島県福島市「福島県営あづま球場」(2019年7月) など
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ナゴヤドームの人工芝、巻き取られる【動画】
中日・立浪新政権へ本拠地もバックアップ! バンテリンドームの人工芝を全面張り替え、巻き取り式から脱却して固定式に切り替え!天然芝に近い仕様に! 費用は約4億円
選手達への負担軽減によるケガ予防の効果も期待できそうです。