■2021.07.13 東海ラジオ
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
…
『中日・田島慎二投手が757日ぶりに1軍復帰登板した話題』
鈴木孝政:
田島慎二がこれから何年やるか分かりませんけど、
野球人生の中で1番印象に残る登板になるんじゃないかなと思いましたね。
源石アナ:
入団したのが2012年、
この年のドラフト1位が高橋周平選手、田島選手はドラフト3位でしたが、
この時のドラゴンズ2軍監督が鈴木孝政さんでした。
鈴木孝政:
そうだったですね(笑)
源石アナ:
(笑)
でも、どうですか?
2軍戦で投げるところをご覧になったことは?
鈴木孝政:
もちろんありますけど、
その前にキャンプありますよね、で読谷ですよね、我々はね。
ある日、谷繁元信くんが練習に来たわけですよ、個別練習みたいなやつでね。
ブルペンに来てくれますよね、
田島を受けてもらいたいなと思いまして、急に。
谷繁に頼んだんですよ、「受けてくれ」と。
ピッチング始まりました、そこでで、
「これどうかな…?」とずっと見ていたら、もうストライクが全然入らない。
震えてるかどうか知りませんけど、
谷繁に、
谷繁:
俺が受けているくらいでストライク入らないと使えんわ。
とか言ってね、強烈な一言をいただきましてね。
私の思惑通りだったですね。
源石アナ:
えっ、思惑通り!?
鈴木孝政:
あ~、よかった。
「どうだ?」と言ったら、
大スターですよね、受けてる人が。
源石アナ:
谷繁さん、当時現役のキャッチャーです、レギュラーです。
鈴木孝政:
田島が、
田島:
投げられません。
投げられませんでした。
と。
源石アナ:
と田島投手が語ったと?
鈴木孝政:
はい。
「これはいい免疫ができたなぁ」と私は思いましたね。
源石アナ:
それで返って緊張や迷いを振り払う結果となったんですかね。
鈴木孝政:
いきなりでごめんなさいという体験だったんですけど。
源石アナ:
そんなもう大キャッチャーに新人が投げるというのはね(笑)
鈴木孝政:
もう投げれませんて。
私としては大成功でしたね。
源石アナ:
そうだったんですね。
それもあってか1年目は早い段階で昇格して何と56試合にという。
鈴木孝政:
そうだったですね。
オープン戦で頭角を上げましたもんね。
ちょっと横から、サイドから投げるボールで、
結構、初速より終速の方が速く見えるピッチャーだったですよね。
源石アナ:
ということはバッターにとっては打ちづらいんですよね。
鈴木孝政:
まぁよくキレと言いますよね、
球足の長いピッチャーですよね。
源石アナ:
いつまでも速さが持続するという感じ?
鈴木孝政:
そうです、そうです。
源石アナ:
ボールというのはどこかでスピードが落ちるものなんですけども。
鈴木孝政:
横にちょっと曲がるスライダーを持っていましたから、
これだけで大丈夫だなっていう最初はね。
昨日は久々の登板で3安打3打点の4番バッター・鈴木誠也を三振に取ったんですよね。
源石アナ:
もうみんな言わないけど神ってる人を神らせないぐらいのね。
鈴木孝政:
3球三振で最後はスライダーだったですよね。
それも真っ直ぐに見えるスライダーが投げられていましたから、
「あっ、スライダーはまぁ昔のままかな」というふうに見ましたね。
真っ直ぐはまだまだ勢いが全然ない。
まだまだだったですね。
源石アナ:
ああ、そうですか。
でも真っ直ぐをいきなりどんどん速くしろといっても難しい相談でしょうから、いかに変化球を。
鈴木孝政:
そういうことですね、
1軍で生きるには。
『源石和輝!抽斗(ひきだし)!』
【ドラの抽斗!】
— 東海ラジオ源石和輝!抽斗! (@hikidashi1332) July 13, 2021
ガッツナイター解説者 #鈴木孝政 さんに、
757日ぶりに復活した 田島慎二投手について
お話していただきました。
鈴木さんはこのあと17時15分から#ドラステ にも出演しますよ。#ひきだし #東海ラジオ #源石和輝 pic.twitter.com/OF1L0YVNnV
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『中日・田島慎二投手が757日ぶりに1軍復帰登板した話題』
鈴木孝政:
田島慎二がこれから何年やるか分かりませんけど、
野球人生の中で1番印象に残る登板になるんじゃないかなと思いましたね。
源石アナ:
入団したのが2012年、
この年のドラフト1位が高橋周平選手、田島選手はドラフト3位でしたが、
この時のドラゴンズ2軍監督が鈴木孝政さんでした。
鈴木孝政:
そうだったですね(笑)
源石アナ:
(笑)
でも、どうですか?
2軍戦で投げるところをご覧になったことは?
鈴木孝政:
もちろんありますけど、
その前にキャンプありますよね、で読谷ですよね、我々はね。
ある日、谷繁元信くんが練習に来たわけですよ、個別練習みたいなやつでね。
ブルペンに来てくれますよね、
田島を受けてもらいたいなと思いまして、急に。
谷繁に頼んだんですよ、「受けてくれ」と。
ピッチング始まりました、そこでで、
「これどうかな…?」とずっと見ていたら、もうストライクが全然入らない。
震えてるかどうか知りませんけど、
谷繁に、
谷繁:
俺が受けているくらいでストライク入らないと使えんわ。
とか言ってね、強烈な一言をいただきましてね。
私の思惑通りだったですね。
源石アナ:
えっ、思惑通り!?
鈴木孝政:
あ~、よかった。
「どうだ?」と言ったら、
大スターですよね、受けてる人が。
源石アナ:
谷繁さん、当時現役のキャッチャーです、レギュラーです。
鈴木孝政:
田島が、
田島:
投げられません。
投げられませんでした。
と。
源石アナ:
と田島投手が語ったと?
鈴木孝政:
はい。
「これはいい免疫ができたなぁ」と私は思いましたね。
源石アナ:
それで返って緊張や迷いを振り払う結果となったんですかね。
鈴木孝政:
いきなりでごめんなさいという体験だったんですけど。
源石アナ:
そんなもう大キャッチャーに新人が投げるというのはね(笑)
鈴木孝政:
もう投げれませんて。
私としては大成功でしたね。
源石アナ:
そうだったんですね。
それもあってか1年目は早い段階で昇格して何と56試合にという。
鈴木孝政:
そうだったですね。
オープン戦で頭角を上げましたもんね。
ちょっと横から、サイドから投げるボールで、
結構、初速より終速の方が速く見えるピッチャーだったですよね。
源石アナ:
ということはバッターにとっては打ちづらいんですよね。
鈴木孝政:
まぁよくキレと言いますよね、
球足の長いピッチャーですよね。
源石アナ:
いつまでも速さが持続するという感じ?
鈴木孝政:
そうです、そうです。
源石アナ:
ボールというのはどこかでスピードが落ちるものなんですけども。
鈴木孝政:
横にちょっと曲がるスライダーを持っていましたから、
これだけで大丈夫だなっていう最初はね。
昨日は久々の登板で3安打3打点の4番バッター・鈴木誠也を三振に取ったんですよね。
源石アナ:
もうみんな言わないけど神ってる人を神らせないぐらいのね。
鈴木孝政:
3球三振で最後はスライダーだったですよね。
それも真っ直ぐに見えるスライダーが投げられていましたから、
「あっ、スライダーはまぁ昔のままかな」というふうに見ましたね。
真っ直ぐはまだまだ勢いが全然ない。
まだまだだったですね。
源石アナ:
ああ、そうですか。
でも真っ直ぐをいきなりどんどん速くしろといっても難しい相談でしょうから、いかに変化球を。
鈴木孝政:
そういうことですね、
1軍で生きるには。
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田島投手にとっても印象に残るキャンプだったでしょうねぇ。