トヨタ自動車に入社時の中日・祖父江大輔投手「おじさんたちが野球をやっている…のかな？」

■2020.12.19 Spoken!

『“波乱万丈”の野球人生 中日・祖父江大輔スペシャル』


…

島津アナ：
祖父江投手、

大学時代にドラフト指名漏れを経験し、

余計にですね、プロへの思いが強くなりまして、

社会人野球の名門・トヨタ自動車に入社します。


伊集院光さん：
これが凄いところでさ、

やっぱり高校で自分では甲子園に出れないって言うけども、

セレクションはかかったりとか、プロのスカウトが来る、

さらにはあの名門・トヨタに入れるわけだから、

これは凄いですよ。


島津アナ：
それが凄い、実力あってこそなんですが、

この入った後もプロを目指していきます。

そこで迎えた入社2年目、指名漏れとなりまして、

入社3年目も指名漏れとなってしまったんです。


祖父江：
あの正直もう僕（プロに）行けると思っていなかったです、2年目の時に。

練習も全然ついて行けないですし。


伊集院光さん：
えっ、やっぱりトヨタって、

そして社会人野球って凄いですか？

祖父江：
いやぁ凄いですねトヨタ自動車。

社会人野球ってやっぱりレベルが違いました。

僕、正直トヨタ自動車のことをあんまり知らず入社したんですけども、

正直…「おじさんたちが野球をやっている…のかな？」くらいしか本当に無知だったんで（笑）


入ってみたら「こんなに凄い選手達ばっかりなんだ…」と思って、

「いやもうプロ行かなくてよかったな」というふうに思って。

伊集院光さん：
あっ、逆に？

祖父江：
練習も全然ついて行けないですし、

試合でも全然活躍出来なかったですし、

「あぁ…こんなんでプロは行けないな」とは思いましたね。