元広島・野村謙二郎さんが考える中日投手陣のキーマンは「福敬登…右も左も打ちづらいと思います」

■2020.06.28 スポスタ魂

『他球団レジェンドにズバリ聞いた！』

─昨日、投打が噛み合い連敗をストップしたドラゴンズ。1番ライトでスタメン復帰した平田が大暴れ！5打数3安打1打点と復調の兆しを見せた。投げてはベテラン吉見が今シーズン初勝利。中継ぎ陣も踏ん張り、新しい「勝利の方程式」を感じさせた。しかし…連敗を止めたといえ昨日までで3勝5敗。開幕前に目指したスタートダッシュには程遠い…。明後日からは阪神、そして首位巨人との戦いが始まる。この2チームを攻略し、浮上へのきっかけを作りたい！そこで今回、敵チームの事情をよく知る3人のレジェンドを緊急取材！外から見たドラゴンズ「投打のキーマン」を聞いた！

─元広島・野村謙二郎の考える「投のキーマン」。野村は中継ぎ投手の名を挙げた。

野村謙二郎さん：
僕が見た限りで「面白いな」「クレバーだな」っていうのは感じはしますし、すぐに調べたんです。


─野村が注目したのは左の中継ぎ・福敬登。昨シーズンは52登板、防御率2.05と結果を残し、今季も4試合に登板、未だ失点0。「勝利の方程式」の一角を期待されている。

野村謙二郎さん：
スピードは145キロくらいかな？アベレージで、

なんだけどボールを速く見せるっていう投球術を持っていると思います。


ちょっとクロス気味に入ってきて、

速く足を上げて速い球を投げるのかなと見せかけて抜いたりとかですね、

テイクバック小さめにとってキュキュッと投げてみたりですね、

すごくタイミングが取りづらいと思うんですよね。


真っ直ぐに合わせてくるだろう、

じゃあもう1回ストレート投げるふりをして同じモーションから力感を持って抜いてやろうとかっていうのを、

すごく考えて投げていると思うんですよ。

右も左も打ちづらいと思います。