■2021.08.20 東海テレビ
直撃で1億円!バンテリンDの『矢場とん看板』ブランコの最長記録+20mも社長「不可能なことはない」
2021年シーズンから、ドラゴンズのホーム、「バンテリンドーム」のセンターに「矢場とん」の看板が設置されています。ホームランを当てると1億円がプレゼントされます。「矢場とん」とドラゴンズには昔から深い関係がありました。
名古屋めしの代名詞、「矢場とん」のとんかつ。
17日、ドームの外ののぼりも、大型ビジョンも、「矢場とん」でいっぱいになりました。この日は年に1度の『矢場とんナイター』。毎年8月ごろに開催され、ドーム全体で矢場とんをPRします。
今年からドームにお目見えしたのが、「矢場とん」の看板。ただの看板ではありません。
矢場とんの鈴木社長:
「(看板にホームランを)当てた選手には1億円をプレゼントしようと。それと、その日観戦していたお客さんにも、その日のチケットを持ってきたら、わらじとんかつの定食をプレゼント」
看板にホームランを当てた選手に1億円プレゼントするという、マスコットキャラ「ぶーちゃん」並みの太っ腹です。
実は「矢場とん」は、古くからドラゴンズと深い縁がありました。
鈴木社長:
「ナゴヤ球場で、ずっと40年間近く商売をさせてもらってきた中で、父の時代というのは、『矢場とん』はドラゴンズとやってきたという思いがすごく強かった」
ナゴヤ球場の前身、中日球場だった昭和47年、センターの裏側に売店をオープン。球場の串カツ屋さんとして人気となり、矢場町の本店も繁盛するなど、ドラゴンズと二人三脚で歩んできました。
会長は今年3月に勇退。3代目の社長が父への感謝も込めた看板でした。
鈴木社長:
「やはりドラゴンズとのつながりを父はずっと思っていたので、そんな思いも叶えてあげたいなと思って」
ドームの「矢場とん」の看板。場所はセンターの大型ビジョンの更に奥。その距離は、なんと180m。
バンテリンドームでのホームランの過去最長記録は、ブランコ選手の160mでした。
「矢場とんナイター」では、賞金1億円の特大ホームランは出ませんでしたが、8回ウラに中日・渡辺勝選手がライトスタンド最前列への、プロ入り初ホームランを放ちました。
鈴木社長:
「なかなか当たる所ではないので、『夢は大きく!』でいいのかなと思いますけど。不可能な事はないと思うので」
夢の1億円と、お客さんへの「矢場とん」の定食のプレゼント。今シーズン中に達成されるのでしょうか。
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果たして看板直撃弾を放つ選手は現れるのでしょうか。