レジェンド・岩瀬仁紀さん「中日・福敬登投手は去年1年やった疲れというのがまだちょっと抜けきれていないのかなという感じは受けますね」

■2021.02.28 サンデードラゴンズ

『岩瀬仁紀の鉄腕チェック リリーフ陣の全てを大解剖』

─去年、鉄壁の勝ちパターン「大福マル」を結成するなど抜群の安定感を見せたリリーフ陣。今年も期待通りの活躍ができるのか？新たに勝ちパターンに名乗りを上げるピッチャーはいないのか？通算1002試合に登板した鉄腕・岩瀬仁紀がリリーフ陣をチェックする…「鉄腕チェック」！


─去年、最優秀中継ぎのタイトルを獲得した2人を鉄腕チェック！


【福敬登】
─去年キャリアハイの53試合に登板した福については？


岩瀬：
投げている形は悪くはないんですけれども、

去年1年やった疲れというのが、

まだちょっと抜けきれていないのかなという感じは受けますね。

独特の角度から投げ込むボールがバッターの手元でキレがあるので、

それで打ち取れているピッチャーなので、

良いときと比べたら物足りないんですけど、そこだけですね。


【祖父江大輔】
─オリンピック関連でライデル・マルティネスが抜ける期間、岩瀬がクローザー候補に挙げたのが祖父江。

岩瀬：
頑張れよ、抑え。

ライデルがいない間の抑え。


岩瀬：
やっぱり去年あれだけ1年間しっかり結果を出してくれたので、

そういった意味では計算できるピッチャーの1人なので、

今年もしっかりやってもらわないと困るのでというところはありますね。


祖父江：
順調は順調なんですけど、

まだこのままシーズンいけるかといったらいけないと思うので、

変化球の精度だったり、初球の入り方だったり、

やってきたことをどんどん詰めていきたいです。