
■2025.12.23 RadiChubu-ラジチューブ-
中日OB・川上憲伸が解説。DHの厳しさは「一種類しか食べられない焼肉会」
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打順は関係ない?
DHのありなしで打順の役割が変わることを説明する川上さん。
セ・リーグのDHがない野球。例えば8番がヒットで出た場合、9番ピッチャーは送りバント。対戦するピッチャーが警戒するのは、基本的に送りバントです。
しかしDH制だと投げる方は違う心理になるそうです。自分の中の献立に沿って投げることが重要なんだとか。
8番バッターがDHだった場合。ヒットで出塁。9番は送りバントとは限らず、ヒットエンドランもあり得ます。
川上「セ・リーグの8番9番という野球をしなくても、打順で言ったら1番2番という野球ができるわけよ」
交流戦でびっくり
川上「DHだと、意外と8番9番に代打が出ない」
埼玉西武ライオンズとの交流戦。例えば6番におかわり君こと中村剛也選手。一発のあるバッターで、川上さんの現役時代にはホームランバッターとして売り出し中でした。ランナー一塁の場面では…
「低めのインコースでダブルプレーを取りたい。おかわり君当たってるし。昨日もホームラン打ってるしな。うーん」とマウンドでいろいろと考えるそうです。
川上「代打、小関(竜也)とか代打栗山(巧)とか。あれ?おかわり君に代打?そんなん習ってませんけど」
セ・リーグでは絶対こういうことは起きないという場面に出くわして、戸惑ったこともあったとか。
交流戦では、5、6、7番バッターに、対戦するピッチャーに対して何か弱点があり、急に代打が出てきたりすることがあったそうです。バッターとピッチャーの両方からDHについて語った川上憲伸さんでした。
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川上憲伸さんが明かしました。



