中日ドラフト2位・櫻井頼之介の野球に取り組む姿勢が一変した出来事

■2025.12.17 中日スポーツ

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中学2年生の時、告げられた母のがん…やんちゃだった野球少年・桜井頼之介は「行動も顔つきも変わった」【連載・上】https://t.co/Ns3fsXJEXl #桜井頼之介 #中日ドラゴンズ
— 中日スポーツ (@chuspo) December 17, 2025

■2025.12.17 中日スポーツ

中学2年生の時、告げられた母のがん…やんちゃだった野球少年・桜井頼之介は「行動も顔つきも変わった」【連載・上】

　「何一つ愚痴をこぼさなかったんです。つらかったと思う。私の病気を機に、あの子の気持ちは変わったと思います」

　麻衣子さんの病気が発覚したのは、中学校の入学直後。症状は決して軽くはなかった。突然、死の恐怖に頭を支配される。「何％生きられるんだろう」「この子を残したらどうなるんや」。夜中に一人、台所で崩れ落ちる日もあった。それでも、一人っ子の息子が野球に励む姿に救われた。「あの子のために絶対生きる、死なれへんと毎日自分に言い聞かせていました」。手術と抗がん剤治療をまずは1年クリアしたタイミングで、息子に打ち明けた。そこから野球に取り組む姿勢が一変した。麻衣子さんの入院中は率先して家事を行い、お見舞いにも駆けつけた。

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