
■2025.12.16 RadiChubu-ラジチューブ-
中日OB・川上憲伸、草野球で経験していたDH制の難しさを語る
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昔は二刀流がいっぱい
川上「エースで4番。中学、高校生の段階でこのパターンが減ってきてるんですよ。ってことは、9番の人はバッティング技術が0に等しいです」
打順で9番に入るのはほぼピッチャー。
最近は大谷翔平選手の活躍で「二刀流」という言葉が目立っていますが、昔のピッチャーは、野手としてもプロ野球選手になれるぐらいの人が多くいました。
今はピッチャーでなければプロ入りできていないような選手もいるそうです。
川上「ピッチャーなんだけど、むちゃくちゃ飛ばすじゃんって人いましたから。今は振らせたらヤバいぞっていう人が減ってるんですよね」
投手はほぼバント
ランナーがいて、ピッチャーが打席に立った場合、打つことが期待できないので送りバントをしてくることが多々あります。
川上「解説の人が『ここでバスターもいいんじゃないですか』って言いますが、もともと打つことができないのに、なんでバスター?もっとアカンでしょって思うんです」
バスターの解説をする川上さん。
基本的にランナーは一塁にいる状況で、最初はバントの構えをして、ピッチャーが投げ始めた瞬間ヒッティングに切り替え、守備の裏をかくのがバスターです。
実はバスターは難易度が高いとか。
相手ピッチャーは、バスターを警戒して強い球を投げてくるそうです。
川上「バスターができるんだったらピッチャー辞めろよってぐらい、バスターって難しいんですよ」
ピッチャーは投げることに特化してきていることからもDH制導入は当然だと言う川上さんです。
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川上憲伸さんが力説です。



