
■2025.12.05 RadiChubu-ラジチューブ-
送りバント「1球で決めろよ」川上憲伸と谷繁元信の出会い
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マスク越しの会話
谷繁さんは横浜ベイスターズの正捕手として活躍していた選手。川上さんにとって、最初は敵チームのキャッチャーとして対峙する存在でした。
初めて横浜戦で打席に入った時のことを、川上さんは鮮明に覚えているといいます。それは送りバントの場面でした。
「挨拶した時に、ちょっと雰囲気のある人だなって感じましたね」
打席に入る際には、年下でも年上でも、キャッチャーには挨拶をするのが慣例だそうです。その時、谷繁さんから思わぬ言葉をかけられました。
「『頼むからお前、1球で決めろよ』みたいなことを言われて」
川上さんは頷きながら、当てやすい球が来るのかなと期待したといいます。ところが実際に来たのはスライダー。結果はファールになってしまいました。
「『おいおいおい』って、なんか喋るんですよ。それだったらもっとやりやすい球にしてくださいよ、と思いながらも」
こうしたマスク越しのちょっとした会話があるキャッチャーだったと、川上さんは振り返ります。
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