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元中日コーチ・荒木雅博さん「あの人が守っている位置には理由が全部ありました。こっちも考えさせられるし、面白かったです、あの人の観察力は」

井端弘和
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■2025.11.21 47NEWS




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元中日コーチ・荒木雅博さん「あの人が守っている位置には理由が全部ありました。こっちも考えさせられるし、面白かったです、あの人の観察力は」

 【11年9月23日のヤクルトとの首位攻防戦で、中日は八回に井端さんが勝ち越し打。二塁走者の荒木さんが見せた本塁へのヘッドスライディングは語り草となっている】
 サインを見ていれば、大体どういう球をピッチャーが投げるか分かってて、井端さんがこういう打ち方をするかなってところまで頭に入れてるんです。だから、思った通りの打ち方だった。スタートは自分の中ではちょっと遅かったんです。(本塁に)よくかえられたなっていう場面でしたね。(ヘッドスライディングは)もうOKって言われてますから、こっちも。手でいくと(ホームベースの)どこにでも入れられるんですよ。タッチの避けようがなんぼでもあるから。でも、やめた方がいいです。だいぶ肩をやりました。やっぱりやりました。(負傷は)しんどかったっす。だけど、セーフになりたいですもんね、その一瞬は。

 ▽同じことの繰り返しは守備以外にも役に立っていく
 井端さんは人と違う感覚を持っている。試合中でも、そういう感覚で守備位置を変える。野球の勉強をさせてくれましたね。あの人が守っている位置には理由が全部ありました。こっちも考えさせられるし、面白かったです、あの人の観察力は。スコアラーは毎回、カードの頭に各打者の打球傾向を出してくれる。だけど、この場面は違うよね、このバッターは性格的にこっちだよねっていうときもある。そういうところを現場の二遊間が感じ取って守れると強い。それを井端さんが担ってました。

 (打順でも1、2番コンビを組み)エンドランに関してはサインはありました。ただ、僕は行けたら行っていいよっていう(盗塁の)サイン「グリーンライト」があったんで、井端さんがちょっと打ってくれたり、スタートが遅れた時にファウルしてくれたりとか、そういうことをやってくれてました。(結果的なランエンドヒットは)結構多いです。一、三塁をつくるのは得意な2人でしたね。あれはね、僕は何も仕事がない。走ってるだけですよ。その後に打つ人がいて、私が恩恵を賜りました。1、2年じゃ、そんなコンビはできないでしょう。長いこと組んだおかげで、どういう打ち方をするんだろうなって何となくイメージで持っておくと、スタートもしやすい。


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