
■2025.11.19 CBCラジオ
『ドラ魂キング』

…
お便り「Q.吉見さんに質問です。侍ジャパンに大リーグの投手が合流しても、松山投手は抑えで起用してほしいと思っているんですが、吉見さんの考えが聞きたいです。いかがでしょうか?」
吉見:
同じ考えです。
ただ、抑えを1人じゃなくて、やっぱり何人か必要だなと、
その時の状況でですね。
なので1人の候補なのは間違いないですね。
…
宮部アナ:
松山投手が今回ですね、
侍ジャパンということで、
あの宮崎の合宿から含めて、
そして先日の登板、どうだったでしょうか?
吉見:
2試合投げてもらったんですけどね、
1試合がちょっとあまり良くなくて途中で変わるというね、
彼からしたら凄く屈辱な日だったんですけど、
そのあと、しっかり修正してくれて、
結果としては0に抑えてくれたんですけど、
ちょっと本人の中で、しっくりきてないかなっていうふうに僕は見ました。
宮部アナ:
そういった部分もあったんですか。
吉見:
ちょっと顔つきがあまり、
不安そうというか、良くないというか、
普段のドラゴンのユニフォームを着ている松山投手ではないのかなと思ったんですけど。
でも、そこはね、やっぱりボールとか、ピッチクロック、ピッチコムとかのね、
やっぱり慣れないことが多々あったので、
そこにちょっと上手く対応できずに終わってしまったのかなと。
でも、投げていく中で慣れていくんだろうなと思いましたけど、
でも、本当に彼には期待しかないところです。
宮部アナ:
そうですか。
2戦目になります、東京ドームで5回のマウンドに上がりました。
いきなり152km/hの真ん中低めにガーッといきましたが、
あのあたりはどうだったでしょうか?
吉見:
僕の中ではですね、もちろん信用して送り出してはいるんですけど、
前回の投げたあとのですね、その間の調整期間で凄く、
自分の中で「良くしよう、良くしよう」と思ってやっていたんですよね。
なので僕は大丈夫かなと思って見てはいたけど、
まぁヒットを1本打たれていたんですかね、
ちょっと落ちないスプリットをライト前に打たれたと思うんですけども、
でも結果的に0に抑えて、
本人も「これなら」という言葉を言っていたので、安心しましたね。
宮部アナ:
左バッターにちょっとフォークボールをね、拾われてなんていうこともありましたけど、
じゃああの真っすぐが結構、多かったのも、
そういった調整とか、葛藤の中でのあの結果だったんですかね?
吉見:
やっぱりNPBのボールとMLBのボールだと、
ちょっとボールが違うんですよね。
なので普段投げてるボールよりもちょっとこう変化しすぎるとか、
逆に変化しないとかあるので、
そこにアジャストをするのにちょっと松山投手はちょっと時間かかったかなと。
真っすぐが松山投手は真スラ系なんですよ、もともと。
それが思った以上に動くんですよ、MLBのボールを使うと。
それが上手くコントロールできなくて、引っかいて、
曲がりすぎるから調整したら合わなくていうところでスプリットを拾われるとか、
という苦労があったんですけど、
でも最後は良い顔して終わっていたので、大丈夫かなと。
宮部アナ:
それは何よりですね。
ただ、あの鋭い目つきの中にもそういった細かな工夫が、僕には分からんとこであるんですね。
吉見:
そうですね。
松山投手とこんなに関わったのは初めてなんですけど、
凄い神経質なんだなと思いましたね。
もっとこう、「テキトー」って言葉が合っているか分からないですけど、
どんどん行くタイプだと思っていたんですけど、
じゃなくて、ちゃんと考えて、考えて、考えて投げてるんだなということを、
目の当たりにして凄く安心しましたね。
『ドラ魂キング』

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お便り「Q.吉見さんに質問です。侍ジャパンに大リーグの投手が合流しても、松山投手は抑えで起用してほしいと思っているんですが、吉見さんの考えが聞きたいです。いかがでしょうか?」
吉見:
同じ考えです。
ただ、抑えを1人じゃなくて、やっぱり何人か必要だなと、
その時の状況でですね。
なので1人の候補なのは間違いないですね。
…
宮部アナ:
松山投手が今回ですね、
侍ジャパンということで、
あの宮崎の合宿から含めて、
そして先日の登板、どうだったでしょうか?
吉見:
2試合投げてもらったんですけどね、
1試合がちょっとあまり良くなくて途中で変わるというね、
彼からしたら凄く屈辱な日だったんですけど、
そのあと、しっかり修正してくれて、
結果としては0に抑えてくれたんですけど、
ちょっと本人の中で、しっくりきてないかなっていうふうに僕は見ました。
宮部アナ:
そういった部分もあったんですか。
吉見:
ちょっと顔つきがあまり、
不安そうというか、良くないというか、
普段のドラゴンのユニフォームを着ている松山投手ではないのかなと思ったんですけど。
でも、そこはね、やっぱりボールとか、ピッチクロック、ピッチコムとかのね、
やっぱり慣れないことが多々あったので、
そこにちょっと上手く対応できずに終わってしまったのかなと。
でも、投げていく中で慣れていくんだろうなと思いましたけど、
でも、本当に彼には期待しかないところです。
宮部アナ:
そうですか。
2戦目になります、東京ドームで5回のマウンドに上がりました。
いきなり152km/hの真ん中低めにガーッといきましたが、
あのあたりはどうだったでしょうか?
吉見:
僕の中ではですね、もちろん信用して送り出してはいるんですけど、
前回の投げたあとのですね、その間の調整期間で凄く、
自分の中で「良くしよう、良くしよう」と思ってやっていたんですよね。
なので僕は大丈夫かなと思って見てはいたけど、
まぁヒットを1本打たれていたんですかね、
ちょっと落ちないスプリットをライト前に打たれたと思うんですけども、
でも結果的に0に抑えて、
本人も「これなら」という言葉を言っていたので、安心しましたね。
宮部アナ:
左バッターにちょっとフォークボールをね、拾われてなんていうこともありましたけど、
じゃああの真っすぐが結構、多かったのも、
そういった調整とか、葛藤の中でのあの結果だったんですかね?
吉見:
やっぱりNPBのボールとMLBのボールだと、
ちょっとボールが違うんですよね。
なので普段投げてるボールよりもちょっとこう変化しすぎるとか、
逆に変化しないとかあるので、
そこにアジャストをするのにちょっと松山投手はちょっと時間かかったかなと。
真っすぐが松山投手は真スラ系なんですよ、もともと。
それが思った以上に動くんですよ、MLBのボールを使うと。
それが上手くコントロールできなくて、引っかいて、
曲がりすぎるから調整したら合わなくていうところでスプリットを拾われるとか、
という苦労があったんですけど、
でも最後は良い顔して終わっていたので、大丈夫かなと。
宮部アナ:
それは何よりですね。
ただ、あの鋭い目つきの中にもそういった細かな工夫が、僕には分からんとこであるんですね。
吉見:
そうですね。
松山投手とこんなに関わったのは初めてなんですけど、
凄い神経質なんだなと思いましたね。
もっとこう、「テキトー」って言葉が合っているか分からないですけど、
どんどん行くタイプだと思っていたんですけど、
じゃなくて、ちゃんと考えて、考えて、考えて投げてるんだなということを、
目の当たりにして凄く安心しましたね。
侍ジャパン・吉見一起コーチ、中日ドラフト1位・中西聖輝のルーキーイヤー起用法について提言する
侍ジャパン・吉見一起コーチ、強化試合・韓国戦で登板した中日・高橋宏斗への評価が…?
吉見一起さんが言及です。



