
■2025.10.25 中日スポーツ
■2025.10.25 中日スポーツ
中日2位・桜井頼之介、魅せた強心臓&修正能力 自己最速タイ153キロを連発しピンチ脱出、”神宮切符王手”に貢献の快投
頼れる右腕がゲームメークした。「ドラフトが終わってから、試合に向けて準備してきた。調子自体はよかったです」。指名を受けてから初めての登板。桜井はプロ入りをつかんだ自身の武器で勝利を引き寄せた。
まずは、ピンチでも動じない強心臓。初回は先頭から連打を浴びて、いきなり無死二、三塁のピンチ。ここで「ギアを上げました」。続く3番打者に対して、自己最速タイの153キロ直球を2球続けて右飛。後続も空振り三振、遊飛に打ち取って無失点で切り抜けた。
そして、長いイニングを投げるための修正能力。3回は先頭に中前打を浴びると、続く2番打者に左中間を割る適時二塁打を浴び、先制を許した。さらに無死一、三塁から併殺打の間に2点目を追加された。それでも、「ストレートをかなり捉えられていた中で、変化球をうまいこと使って抑えることができました」。スライダーやチェンジアップなど多彩な変化球を操り、4回から7回までは無安打に抑えた。6回には味方が逆転に成功。100球を超え、8回1死二塁となった場面で降板した。山路哲生監督は「最初は力んでいた。点を取られても、エースらしく、後を抑えたのがよかったです」とたたえた。
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中日ドラフト2位・櫻井頼之介のピッチング【動画】
中日ドラフト2位・櫻井頼之介、ドラフト指名前にサンデードラゴンズで語っていた“自分のセールスポイント”
力投を見せました。












