
■2025.09.20 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』

…
若狭アナ:
草加勝投手に直接、話を聞いてきました。
プロ2年目、23歳。
去年は右肘のトミー・ジョン手術で1年間リハビリでした。
今年、4月30日ですね、素晴らしい実戦、初登板デビューを果たしました。
2軍の公式戦で1回三者凡退、三者三振デビュー。
ここまで2軍では11試合1勝0敗、防御率3.20。
この1勝というのが8月27日でした。
バンテリンドーム ナゴヤの阪神戦、7回1点失点で初勝利。
草加:
今年は野球ができる喜びを感じています。
デビューは出来すぎでした。
バンテリンで投げられたこともよかったです。
と振り返りました。
ただ、8月9日のソフトバンク戦、
これね、5回6安打1失点と数字だけ見ると好投だったんですが、
試合のあと落合英二2軍監督から、
落合英二2軍監督:
今のスライダーでは1軍の勝負球としては苦しい。
空振りが取れない。
と指摘されたそうです。
草加投手本人も薄々感じていたそうなんですね。
草加:
もともと僕のスライダーは曲がりが大きめで、
ストレートとの球速差があるスライダーなんです。
今で言うスイーパーに近いんですよね。
落合監督の指摘もあって、
今はもっと速くて大きく曲がるスライダー、
そして速くて小さく曲がるカット気味のスライダー。
だから、今3つ持ってるんですよ。
もともとのちょっと緩めの大きめのスライダー、
速くて大きめのスライダー、
そして、言わばカット、
この3つを曲がり球として持っている。
ということなんですよね。
ただ、まだこのカット気味のボールと早くて大きめというのは、むちゃくちゃ自信のある球までにはいっていないという、
試行錯誤の段階なんですけれども、
「どうやって習得したんですか?」と聞きますと、
草加:
色々な人に聞きました。
と。
「それは投げ方とか腕の振りとかですか?」
草加:
いや、投げ方や腕の振りというのは同じですし、
変えてはいけないと思っていて、
まぁ一番は握りですね。
と。
この握りというのは本当に人それぞれ。
当然、みなさん、指の長さも違うし、
手の平とか握力とか色々、
あとはもう指先の感覚が違うので、
こう思ったほうがハマるな、こう持つとちょっと違うな、
もう本当にね、レシピみたいなもので、
なかなかこれが合う、合わないがあったりするわけですよ。
「ちなみにカット気味のボールであっ、これは良いなって思ったのありますか?」
草加:
(高橋)宏斗です。
宏斗のカットの握り、リリースの感覚などを聞くと、
「良いかもな」と思って試すと結構しっくりきました。
と。
「じゃあ、その速くて大きめのスライダーは?」、
草加:
この前、イチローさんが…。
「ええっ!?イチロー?」と思ったら、
「慌てるな、慌てるなメガネ」という感じですね。
草加:
イチローさんがバンテリンで女子野球と戦いましたよね。
と。
「お~、あった、あった、それがスライダーと何か関係あるの?」と思ったら
草加:
いや、実はあの日、
ナゴヤ球場に松坂大輔さんがいたんです。
と。
あっ、そういえば松坂さん、イチローチームにいたな。
草加:
小林コーチと話してたんですよ。
と。
小林コーチは松坂世代で仲良し、仲良し!
すると、
草加:
小林コーチが「おい草加、ちょっとこっち来い」と、
「大輔、ちょっと何か教えてやってよ、何か」という千載一遇のチャンスがあったので、
松坂さんに実は、大きめ、速めのスライダーを。
と。
松坂投手のスライダーは本当に凄かったですからね、
何と言っても谷繁元信さんが引退する時に、インタビューで、
「衝撃を受けたスライダーは誰か?」といった時に、
やっぱり「松坂」と答えていましたからね。
草加:
その松坂さんに握りとか色々なものを教えてもらった。
と。
楽しみですね。
来週、ナゴヤ球場の、くふうハヤテ戦に先発予定で。
もし見に行かれ方がいると、スライダーで空振り、
あるいはちょっとカットボール的なボールで空振りなどを取った時は、
「あっ!宏斗カットかな?松坂スライダーかな」と思いながら見ていいただくと楽しいと思いますし、
実は、この、くふうハヤテ戦の内容・結果次第で、
東京ドームのジャイアンツ戦、最後2連戦があります。
このどちらかに先発する“かも”しれないという情報まで、
言っちゃっていいのかしらぁ!?
そうみたいですよ!
『若狭敬一のスポ音』

…
若狭アナ:
草加勝投手に直接、話を聞いてきました。
プロ2年目、23歳。
去年は右肘のトミー・ジョン手術で1年間リハビリでした。
今年、4月30日ですね、素晴らしい実戦、初登板デビューを果たしました。
2軍の公式戦で1回三者凡退、三者三振デビュー。
ここまで2軍では11試合1勝0敗、防御率3.20。
この1勝というのが8月27日でした。
バンテリンドーム ナゴヤの阪神戦、7回1点失点で初勝利。
草加:
今年は野球ができる喜びを感じています。
デビューは出来すぎでした。
バンテリンで投げられたこともよかったです。
と振り返りました。
ただ、8月9日のソフトバンク戦、
これね、5回6安打1失点と数字だけ見ると好投だったんですが、
試合のあと落合英二2軍監督から、
落合英二2軍監督:
今のスライダーでは1軍の勝負球としては苦しい。
空振りが取れない。
と指摘されたそうです。
草加投手本人も薄々感じていたそうなんですね。
草加:
もともと僕のスライダーは曲がりが大きめで、
ストレートとの球速差があるスライダーなんです。
今で言うスイーパーに近いんですよね。
落合監督の指摘もあって、
今はもっと速くて大きく曲がるスライダー、
そして速くて小さく曲がるカット気味のスライダー。
だから、今3つ持ってるんですよ。
もともとのちょっと緩めの大きめのスライダー、
速くて大きめのスライダー、
そして、言わばカット、
この3つを曲がり球として持っている。
ということなんですよね。
ただ、まだこのカット気味のボールと早くて大きめというのは、むちゃくちゃ自信のある球までにはいっていないという、
試行錯誤の段階なんですけれども、
「どうやって習得したんですか?」と聞きますと、
草加:
色々な人に聞きました。
と。
「それは投げ方とか腕の振りとかですか?」
草加:
いや、投げ方や腕の振りというのは同じですし、
変えてはいけないと思っていて、
まぁ一番は握りですね。
と。
この握りというのは本当に人それぞれ。
当然、みなさん、指の長さも違うし、
手の平とか握力とか色々、
あとはもう指先の感覚が違うので、
こう思ったほうがハマるな、こう持つとちょっと違うな、
もう本当にね、レシピみたいなもので、
なかなかこれが合う、合わないがあったりするわけですよ。
「ちなみにカット気味のボールであっ、これは良いなって思ったのありますか?」
草加:
(高橋)宏斗です。
宏斗のカットの握り、リリースの感覚などを聞くと、
「良いかもな」と思って試すと結構しっくりきました。
と。
「じゃあ、その速くて大きめのスライダーは?」、
草加:
この前、イチローさんが…。
「ええっ!?イチロー?」と思ったら、
「慌てるな、慌てるなメガネ」という感じですね。
草加:
イチローさんがバンテリンで女子野球と戦いましたよね。
と。
「お~、あった、あった、それがスライダーと何か関係あるの?」と思ったら
草加:
いや、実はあの日、
ナゴヤ球場に松坂大輔さんがいたんです。
と。
あっ、そういえば松坂さん、イチローチームにいたな。
草加:
小林コーチと話してたんですよ。
と。
小林コーチは松坂世代で仲良し、仲良し!
すると、
草加:
小林コーチが「おい草加、ちょっとこっち来い」と、
「大輔、ちょっと何か教えてやってよ、何か」という千載一遇のチャンスがあったので、
松坂さんに実は、大きめ、速めのスライダーを。
と。
松坂投手のスライダーは本当に凄かったですからね、
何と言っても谷繁元信さんが引退する時に、インタビューで、
「衝撃を受けたスライダーは誰か?」といった時に、
やっぱり「松坂」と答えていましたからね。
草加:
その松坂さんに握りとか色々なものを教えてもらった。
と。
楽しみですね。
来週、ナゴヤ球場の、くふうハヤテ戦に先発予定で。
もし見に行かれ方がいると、スライダーで空振り、
あるいはちょっとカットボール的なボールで空振りなどを取った時は、
「あっ!宏斗カットかな?松坂スライダーかな」と思いながら見ていいただくと楽しいと思いますし、
実は、この、くふうハヤテ戦の内容・結果次第で、
東京ドームのジャイアンツ戦、最後2連戦があります。
このどちらかに先発する“かも”しれないという情報まで、
言っちゃっていいのかしらぁ!?
そうみたいですよ!
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レジェンド・岩瀬仁紀さん、中日・草加勝の現状について語る
草加投手が明かしました。