中日新助っ人・ボスラー、相手投手の「研究」を楽しむ

■2025.09.05 中日スポーツ

中日ボスラー、『陰の努力』が結実した殊勲弾「研究するのは毎回楽しい」「これからも欠かさずやっていく」巨人に痛快“1本勝ち”


　「どうしても1点がほしい場面で思い通りの結果になった。打った瞬間に本塁打だったね」。

　「狙い球はなかったけど、ゾーン内の球を打ち返すことを考えていた。今日はバットが内から出ていたので、スイングで対応できたね」。

　研究するのは、とにかく楽しい。2回1死では二遊間へ打球を放ったが、遊撃・泉口に悠々と捕球された。遊撃手が二塁ベースのほぼ後ろ、三塁手が通常の遊撃手に近い位置に立つ極端な”ボスラーシフト”に屈した。

　「シフトを敷かれていて、そこに打つ時も多々ある。とにかく自分はセンターから両サイドに打つことを毎回意識している」。米国時代から経験していたが、打撃スタイルを変えることはない。だからこそ自身も研究する。映像を見てアイデアをしぼり出す。地道な努力の積み重ねだ。

　「何度も対戦する投手が多くなっているし、研究するのは毎回楽しい。すごく良い投手から大きな一打を打てた。これからも欠かさずにやっていくよ」

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