中日・落合英二2軍監督「亡くなられた稲葉コーチにかけられた言葉を、そのままそっくり草加に伝えたつもりです」

■2025.07.06 サンデードラゴンズ



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『「ドラ1なのに…」 草加勝 リハビリを支えた恩師の言葉』

─チームメイトの笑顔を横目にボールすら握ることさえできないリハビリの日々。移ろいゆく季節の中、草加の心を支えたのは、ある人の言葉だった。

草加：
「投げるとなったら、自分が一番だぞという気持ちで、この1年間を過ごせよ」という言葉を一番最初にもらったので、

それが本当に心の支えになったというか、

ずっと心に秘めてやってました。


─その言葉を伝えたのは当時2軍のコーチだった落合英二。草加と同じ東都大学リーグの日本大学から、外れ1位でドラゴンズに入団した落合だったが、ドラフト後に右肘を手術。プロ1年目はリハビリの日々を過ごしている。

落合英二2軍監督：
亡くなられた稲葉コーチにかけられた言葉を、そのままそっくり草加に伝えたつもりです。


リハビリ期間中というのは周りのドラフトで入った同級生が気になるし、

そこの活躍を新聞を見たりとか、テレビで見たりとかで、

周りのことが気になってしまうんですけど、

肘が治って、同じ舞台に上がれば、

絶対に負けないという気持ちは持っておけというのを僕は稲葉さんに言われたので、

草加にも同じようなことを言いました。


草加：
これだけ同じ境遇の人ってなかなかいないと思うので、

落合さん自体の存在が僕の支えにもなっていましたし、

僕が質問することに対して、

親身に応えくださる方なので、

本当にそこは感謝しています。