中日ドラフト6位・三好大倫選手、投手から野手転向を決断した理由とは…？

■2020.11.15 サンデードラゴンズ

『JFE西日本から中日ドラフト6位 走攻守そろう即戦力 三好大倫選手の素顔』

三好：
持ち味は足と広角に打てるバッティング。

─ドラフト6位・三好大倫選手は逆方向にも長打が打てる打撃力、50ｍ5秒8を誇る俊足、ピッチャー出身の強肩と走攻守3拍子揃った即戦力外野手！


JFE西日本硬式野球部・山下敬之監督：
伸びしろしかないくらい。

もっともっと吸収するところがあるので。

─大きなポテンシャルを秘めた三好選手。しかし、その野球人生は決して順風満帆ではなかった。2歳年上の兄の影響で小学2年から野球を始めた。ポジションは主にピッチャー。高校では通算26HRの打撃と供に最速144km/hの左腕としてプロからも注目されたが、卒業後はJFE西日本へ。社会人でもピッチャーを続けていた。しかし…

三好：
1個下に河野が、

日ハムに行ったのですけど、

勝てないなと思いました。


─去年の日本ハムドラフト1位・河野竜生。チームメイトで同じ左ピッチャー、実力差を痛感した。

三好：
自分を見つめ直した時に、

やっぱり野手の方がチームに貢献できるんじゃないかなと思って、

野手として勝負をかけたんですけども。


─社会人4年目での野手転向、それが転機となった。

三好：
全然ダメでした、最初は。

バットをいっぱい振って、

ピッチャーのボールをいっぱい見て、

その繰り返しですね。

JFE西日本硬式野球部・山下敬之監督：
野手になって本当にコツコツと、

今、足元のことをしっかりと彼はやってきたと思います。


─すると野手転向からわずか2年で4番を任されるまでに成長した三好選手。次世代の育成が急務のドラゴンズ外野陣に殴り込みをかける！

三好：
（1年目に）1軍定着は絶対したい。

ガツガツいきたいです。