
■2025.04.21 メ〜テレ(名古屋テレビ)
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ドラゴンズ3連勝、高橋宏斗投手が待望の初勝利 矢野燿大さんが“意識の変化”を感じた投球術
高橋宏斗投手の投球に変化が
Q:19日は高橋宏斗投手が先発4試合目で初白星を挙げました。中でも注目なのが、ゴロアウトが12個、フライアウトが8個ということで、三振は少ないけれどもゴロアウトやフライアウトが多かった内容です。
「今まで高橋選手は三振を取りたい、スプリットを大きく落としたいというような意識だったかもしれないけど、この試合ではツーシーム気味の少し浅く握ってゴロでもいいんじゃないかという意識に変わったのかなと思って見ていました」
「5回表も狙ってダブルプレーを取ったのかなって思っていました。このあとの表情とかを見ていると。大きく落とすことに意識がいくとバッターからすると早く変化してしまい、見極めやすいボールになるが、(ツーシームは)真っすぐと軌道が重なっている時間が長いのでバッターはストレートだと思ったら若干沈み、ゴロアウトになる。投球術でアウトを取れていましたね。球数も少なかった」
高橋宏斗投手のさらなるレベルアップには
Q:更なるレベルアップを図るには、どんなところが大事でしょう。
「右バッターのインサイドを攻めるということ。この時もちょっと意識が見えたのですが、インサイドをどう攻めるかでバッター心理を動かすことができる。インサイドに球が来ると怖いなとか恐怖というのもあるが、『クソ!なめんなよ』みたいな気持ちにもなるので、力みとかに変わる」
「アウトコースだけの時はなかなかそういう変化が起こらないが、高橋投手はちょっとインサイドに投げていこうかなという意識も見えました」
Q:矢野さんは以前、今シーズンの高橋投手を見て『ちょっと肩の開きが早いんじゃないか』『ストレートがシュート回転しているんじゃないか』と言ってましたが、19日はどうでしたか。
「僕はまだもっとストレートがよくなると思っています。まだちょっと(肩の開きが)早いかなとは思う。これが上下のボールで打者を抑えられるようになってきたら高橋選手は本物だなと」
「うまくいってない中でも、ツーシームなどを投げながらゴロで打たせる幅を広げるような投球が今回できていたので、ちょっと自信になったかもしれないですね。こんなものじゃない、もっともっとレベルが高い大エースになる素材ですから、楽しみに見ていきたいと思います」
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矢野燿大さんも期待です。