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■2025.02.22 中日スポーツ
中日・金丸夢斗×岩瀬仁紀さん特別対談「どんなことを考えて投げていた?」直球質問にレジェンド左腕が金言:中日スポーツ・東京中日スポーツ #中日ドラゴンズ #金丸夢斗 #岩瀬仁紀 #春季キャンプ2025 https://t.co/ZSR2OWqTTq
— 中日スポーツ (@chuspo) February 21, 2025
■2025.02.22 中日スポーツ
中日・金丸夢斗×岩瀬仁紀さん特別対談「どんなことを考えて投げていた?」直球質問にレジェンド左腕が金言
岩瀬「印象としては、『投げる』ことはほぼ出来上がっている選手だから、あとはメンタルだと思う。これだけ人に見られて野球をすることもなかったと思う。これを当たり前にしないといけない」
金丸「今は考え過ぎずに自分の持ち味をアピールすることだけを目標にしています。それでも、見られることによる多少の気疲れはあるかもしれません」
岩瀬「試合になると何万人の前で投げなければならない。最初は緊張すると思う。自分は初登板で頭が真っ白になって、アウト一つも取れなかった(1999年4月2日の広島との開幕戦)。それくらい浮足立った。そういう経験を経て思うのは、プロは紙一重の勝負の連続で、何で差がつくかというとメンタルの部分が大きい」
金丸「自分は強気な方だとは思います。(昨春の)侍ジャパンの時も緊張はしましたけど、アマチュアらしくチャレンジャーの気持ちでどんどん投げていこうと臨みました。そういうのが良い結果につながったかなと思っています。岩瀬さんは、どんなことを考えて投げていたんですか」
岩瀬「調子が良いと思わないことを心がけていた。調子が良い時に抑えるのは当たり前だし、自分で調子が良いと思うと、それが隙につながる。それに、一年やっていると調子は悪い時の方が多い。悪い時にどう抑えるかが成功のカギになる。そういう時に『これがあるから大丈夫』と思える何かがあれば、やっていける」
金丸「悪い時にどうするか、というのは大学生の時から意識してましたけど、なおさら大事だと思いました。自分は真っすぐが中心になるというのは間違いなくて、自信があるのはスプリット。あとは、もっと楽にピッチングを組み立てられるかなと思ってカーブを練習しています」
岩瀬「あと現役の時に思っていたのは、ピンチで抑えてガッツポーズをするということは、それだけ追い込まれていたってことでしょ。派手なことをやるよりも淡々と抑えていた方がカッコイイし、相手に余計な感情を生まずに済むと思って投げていた」
金丸「良い時も悪い時も基本、表情を崩さないように、心を一定にというのは意識しています。父が高校野球の審判をしていて、ピッチャーのしぐさというのは気になるみたいで、『マウンドでは堂々と。打たれても抑えても、そう振る舞いなさい』と言われてきました」
岩瀬「それは素晴らしいことだね」
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吉見一起さん「ルーキーが入ってきた時に『何年後かにはエースになるんだろうな』という後輩は数人いましたが、『もう負けてるわ』と思った投手はいませんでした。ただ、金丸はそう思います。現役、被らなくてよかったです」
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淡々と投げ込みます。