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■2025.02.12 スポーツナビ
二軍成績から見る12球団の「有望株」ーセ・リーグ編ー#プロ野球 #npbhttps://t.co/0rsZ8UPf3C
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) February 12, 2025
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二軍成績から見る12球団の「有望株」ーセ・リーグ編ー
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オフに主力投手の退団が相次いだこともあり、新たに台頭する選手が待たれる中日の投手陣。その中でまず注目したいのが、現役ドラフトで加入したプロ3年目の伊藤茉央だ。
楽天でプレーした昨季はピンチでの火消しやロングリリーフなど幅広い起用に対応しながら、二軍でチームトップとなる41試合に登板。制球面に課題を残したが、被打率や奪三振率で優秀な成績をマークし、右のサイドハンドとして確かな存在感を示した。今春のキャンプでは早速一軍メンバーに選出されたことからも、首脳陣の期待の高さがうかがえるだろう。
昨季、ルーキーながら開幕一軍入りを果たした土生翔太も注目したい若手の一人。二軍では奪三振率、与四球率ともにリーグ平均より優れた数字をマーク。被打率こそ3割台と振るわなかったものの、ポテンシャルの高さは折り紙付きの剛腕投手だ。
育成選手として加入した三浦瑞樹は、緩急を駆使した投球が持ち味のサウスポー。ソフトバンクでプレーした昨季は二軍で14先発を含む15試合に登板し、リーグトップの防御率1.60で最優秀防御率のタイトルを獲得している。春先のアピール次第では早期の支配下昇格に加え、ローテーション入りも十分に考えられるだろう。同じく育成選手の石川翔は昨年6月にトミー・ジョン手術から実戦復帰し、ストレートは最速157キロを計測。チーム屈指のスピードボールを備えているだけに、制球面の改善が見られれば支配下復帰が一気に近づくはずだ。
一方の野手陣では、樋口正修が昨季二軍で92試合に出場してチームトップの21盗塁をマーク。課題としていた打撃面でも前年を上回る打率.267を記録するなど、確かな成長を見せた。持ち味のスピードとレベルアップを果たしたバッティングで、プロ入り3年目の今季は一軍での出番を増やしたい。
昨季の開幕前に支配下契約を勝ち取った尾田剛樹は、一軍で主に代走や守備固めとして65試合に出場。打撃面で結果を残せなかったが、二軍戦やオフのアジア・ウインターリーグではバットで好成績をマークした。走攻守にプレーの精度を高められれば、スタメン出場の増加も十分に見込めるはずだ。
また、この2選手と同じく脚力が持ち味の濱将乃介は、昨季二軍で前年を上回る打率をマーク。三振割合、四球割合の数字も大幅に良化しており、打撃の確実性が増しているのは間違いない。待望の一軍デビューを果たすべく、今季もさらなる成長をアピールしたいところだ。
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