■2024.10.25 中日スポーツ
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元中日・今中慎二が明かすドラゴンズ逆指名の真実!ドラフトの舞台裏に迫る
ドラフト直前は何してた?
この中で今中さんに特に尋ねたいポイントは、やはり時節柄「ドラフト会議」の部分です。
Wikipediaでは「1988年度ドラフト会議で中日ドラゴンズから1位指名を受けた」の一文のみですが、この裏側ではどんなことが起こっていたのでしょうか?
「当日、どんな気持ちで待っていましたか?」という質問に、「これがねぇ…そんなにドキドキも何もしなかったんですよね」と振り返る今中さん。
当時のドラフトは夕方ではなく、お昼前の時間帯。その日、今中さんは授業を抜け出して保健室で休んでいたそうです。
安藤「体調が?」
宮部「ドキドキで?」
今中「ドキドキいうか、授業なんてそんな集中できるわけないしさ」
「そろそろ始まるぞ」と保健室に先生が呼びに来たタイミングで、「はーい」と顔を洗って会場に向かった今中さん。
シャッター音しか聞こえなかった
宮部「指名を受けた直後の喜びで覚えていることを教えてください」
今中「名前を呼ばれた時は、シャッター音しか聞こえんかったからね」
1988年、大阪の高校生でドラフトにかかったのは今中さんだけということもあり、大阪のメディアがかなり多かったことを覚えているそうです。
宮部「甲子園の夢は果たせずも、高校でドラ1を勝ち取る、選ばれる」
安藤「全球団のスカウトですもの」
しかし当時、フラッシュの中で話したことは全く覚えてないと言います。
今中「だって、ドラゴンズが指名するものだと思ってたから」
「ドラゴンズが絶対指名してくれる」。こんな確証を持っていたという今中さん。
「勝手に逆指名」の裏側
今中「一丁前に逆指名してますからね、大阪ではね。勝手に逆指名とか言って、生意気にドラゴンズとか言ってたんすよ。『他は行きたくないから』っつって。中田さんが『そうやってやれ』って言ってたんすよ。『絶対指名するから断れ』って言うから」
これは今だから聞ける超裏話かもしれません。
ここで続いての質問です。
「前日はどんな心境だったか覚えていますか?」
今中「当日がそんなもんやからね。前日は何してたんやろね。どっか行ってる、たぶん。家にいなかったと思う」
高2の時に母を亡くした今中さん。当時は父と兄、祖母の4人暮らしで、ドラフトについては誰とも会話をしていなかったと言います。
家族で揉めたドラフト秘話
その理由について「三者三様で勝手なことで」と今中さん。
お父さんは「どの球団でも行け」というタイプ。
お兄さんも今中さんとは別の意見があり、進路の話になるとケンカになることから、家族とは食事も別にして会話をしないようにしていたのだそう。
今中「自分がいない時に他の球団のスカウトが家に電話してきたのを、『断れ』って言ってんのに親父は『指名されたら行きます』ぐらいなことを言っとったらしい、裏で。で、揉めるわけですよ(笑)」
ドラフトにまつわる、今中さんの知られざるエピソードでした。
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今中慎二さんが名前を挙げた“近寄りがたいオーラNo.1”の人物が…
中日・梅津晃大、みやざきフェニックス・リーグで取り組んできたことを明かす → 今中慎二さんがそれを聞いて一言「うん。逆」
今中慎二さんが明かしました。