中日・井上一樹監督、福永裕基がシーズン序盤になかなか1軍昇格とならなかった理由を明かす

■2024.10.03 東海ラジオ

『Live Dragons!Special　2024年9月28日放送分　中日ドラゴンズ　井上一樹二軍監督インタビュー』

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— TOKAI RADIO【公式】FM92.9MHz/AM1332kHz (@tokairadio) October 3, 2024

…

森アナ：
監督、福永選手がね、

福永も開幕、ちょっと1軍遅れまして、

で、あっという間に1軍で今年、成長を遂げたんですが、

どう映りますか？

井上監督：
開幕してからもちろん2軍のほうで預かっていた時に、

「2軍のほうから推薦する選手はいないか？」という話だったんですね。

福永の名前は常に出していたんですけど、

まぁそこでなかなか1軍の首脳陣が「うん」と言わなかったので。

じゃあ何が原因なのかというと、

バットコントロールはそれなりに良い、

で、足がある、

でも、やはり、ふとした時のポカが多い、特に守備で。

「それ、ポロッとする！？」とか、

「それ、そんなところで判断を間違える！？」というようなことが、

あいつの中では真剣にやっているんでしょうけども、どこか集中力が欠けるところがある。

「だから、そういったところだぞ」ということも、

常に2軍で預かっている時は、

三塁を守ってたとしてもね、

ベンチから「おい！裕基、球が来るぞ！」「おい！サードはおるんか！」みたいな感じで声掛けをしましたけど、

まぁそういったところでね、

何か常に「ハッハッ」と思わせなきゃ気づかないのかなという。

そこはちょっと、2年目ということもあるしね、

去年の経験というものが生きて、まずまずの選手。

まぁ他のチームから言われた時も、

「監督、福永って本当に良い選手ですね」とよく言われていたんで、

「そうでしょ。良い選手なんですけど、本当に集中力がないんですよ」というふうな形で言っていましたけど、

今はでももう本当に胸を張って、

あれだけの数字と、ああいう打撃をしてくれるなら、

本当に来年、ドラゴンズがどういったチームになっていくのかというところも、

ある意味、背負っているのかなと思いますね。