■2024.09.19 RadiChubu-ラジチューブ-
元中日・吉見一起が回答「打てなかった時、どうして悔しがらないの?」
なぜ悔しそうな顔をしないの?
66歳女性からの質問です。
「打てなかった時、悔しそうな顔をしないのは何故?」
三浦「悔しがってる人の方が目に入るので悔しがっているイメージもあるんですが、確かに選手によってはあまり表情に出さない人もいるかな?」
吉見さんは「プロだからこそ」だと回答しました。
そもそも悔しさはプロの選手にも当然ありますが、表に出すのは相手に隙を与えることになるとのこと。
「隙を与えないためにも淡々とやることが大事」ということです。
涌井投手の精神力
この最たる例が涌井秀章投手。
9月15日の試合で先発登板だった涌井投手は5回を投げて3失点。立ち上がりに2点取られ、中盤にライトスタンドにホームランを打たれました。
光山が試合後の涌井投手の談話を見ていると悔しさを滲ませる様子が見受けられましたが、マウンドでの立ち振る舞いは淡々としていました。
光山「感情を表に出した方がいいと思う方もいるかもしれないが、プロの世界をそのように生きている人もいるし、そっちの方が大多数かもしれないというのは頭に入れておいた方がいいかも」
三浦「涌井投手の精神力だったり、というのを学んでほしいなと思いますね」
光山「ベテランの、最多勝何度も取った大投手がドラゴンズに今いる…そういったことを周りの投手陣も学んでいってもらいたいなとも思いますしね」
吉見さんによると、100歩譲って感情を出していいのは『ここぞという場面』です。
ここで打たなければならない場面で打てなかった時は感情を表してもいいし、また打てたら喜びをあらわにしてもいいのではと語りました。
中日は今シーズン残り10試合ほど。
光山「1戦1戦へのエールと、一人ひとりに熱い思いをファンとしては届けていきたいな」
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吉見一起さんが語ります。