中日・福永裕基が「高校時代から知っています。やはりライバル意識があるので、負けたくないですね」と語る存在が…

■2024.09.18 中日スポーツ

中日・福永裕基、「やはりライバル意識がある」阪神・村上から通算25打数10安打の打率4割に


　中日・福永裕基内野手が完敗の中でも意地を見せた。3点を追う4回無死一塁。カウント2―2から阪神・村上の真ん中の145キロ直球をはじき返すと、打球は左中間を深々と破った。この試合チーム初安打となる適時三塁打。「なんとか対応できました」とコメントした。

　直接の因縁は少なくとも、校名がその存在を強く意識させる。天理高の出身の福永は、高3夏の奈良大会決勝で智弁学園高に6―8で敗れ、甲子園にあと一歩届かなかった。智弁学園高出身の昨季のMVP右腕は2学年下。「高校時代から知っています。やはりライバル意識があるので、負けたくないですね」。ルーキーイヤーの昨季から打ちまくり、通算25打数10安打の打率4割を誇る。

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