■2024.08.17 CBCラジオ
『若狭敬一のスポ音』
…
若狭アナ:
さぁ理想のフォーム、やっと研究しよう。
ただ、ブンブンと腕を振ってはいけません。
まず理想の形はなんなのかな?
やがてもっと肘が良くなって、
キャッチボールの距離も伸びた時に
取り組めるような理想のフォームは何かな?
今はもう色々SNS、動画、色々なサイトがあります。
研究できます、本もありますが、
まずは味方のピッチャー、2軍にいるピッチャーを観察しよう。
そして自分と腕の使い方、
肘のしなやかさ、リリースの感覚等など、
似ている人で、なおかつ理想的な投げ方の人がいないかなと。
もう完全にタイプが違うとマネしようにもできませんから、
誰かいい人がいないかな?
見つけました。
草加勝投手、
草加:
僕は今、
俊哉さんのフォームが理想なんです。
と。
これは岡田俊哉投手です。
右と左は違うんですが、
あのしなやかな腕の振りとリリースの強さ、
俊哉さんにちょっと焦る気持ちを抑えつつ、
草加:
投げる時は何を意識しているんですか?
と聞きました。
投球フォームのコツです。
この投球フォームの改善をやがてしなければ、
また右肘に負荷がかかる可能性がありますので、
やっとここまできた、理想のフォームを追い求めたい。
参考資料として色々なものを見た。
「あっ、これだ!」と思ったのが岡田俊哉さんだった。
だから俊哉さんにアドバイスを聞いた。
すると岡田投手は、
岡田:
グラブをはめている手と、投げる手を、
最終的にスパッと入れ替えるイメージで投げている。
と。
岡田投手は左ピッチャーですので、
みなさん、右手にグラブをはめていると思ってください。
で、キャッチボール、あるいはピッチングする時もそうですが、
当然、グラブが体の前に出てきますよね。
バッター方向、キャッチャー方向に来ます。
右手を出します。
その時にボールを持っている左手というのは後ろです。
ところが左ピッチャーですから、
当然、左を前に持ってきます。
この時にグラブと、いわばボールを入れ替える。
右手と左手をスパッと入れ替える。
こういうイメージで、いわば開きを少なく、
極力、この右手にはめたグラブで粘って粘って粘って、
もう限界というところで左手と右手をスパッと入れ替える。
こういう感じで投げているんだよと。
草加:
勉強になりました。
やがて体がもっともっと良くなった時に、
あるいは今のキャッチボールの段階で、
ちょっとそれを意識しながら、
理想のフォームに近づけようと今は思っています。
ということだったんです。
じゃあ右手と左手を最終的にスパッと入れ替える、
これは岡田投手の言葉なのかと思いきや、
実はこれはかつて岡田投手に私は取材をしています。
このアドバイスをくれたピッチャーがいます。
岩瀬仁紀さんです。
あの通算1002試合、407セーブの絶対的守護神が、
まだまだ若かりし頃の、まだ1軍デビューもしていない頃の岡田俊哉投手、
智弁和歌山高校からドラフト1位で入って、まだまだ2軍で投げて、
1軍登板なんてまだまだ先という時に伝えた言葉がこれだったんです。
アドバイス、技術、心構え、
草加勝投手は、このチームに入ったからこそ、
心の支えとなる言葉、
今後、復活のカギとなりえる技術を与えられているんですね。
まだまだ表舞台に立っていないドラフト1位ルーキーにも、
しっかりドラゴンズの伝統、受け継がれているんです。
先日、OB戦がありましたよね。
あのレジェンド達の姿に胸を熱くしましたが、
長い、長い、このドラゴンズの歴史、
DNA、青い血というは今の選手にしっかりと受け継がれています。
『若狭敬一のスポ音』
2対1で勝利!大島選手の同点打!川越選手の決勝アーチ!興奮しました!明日の「スポ音」コラムのタイトルは「ドラフト1位ルーキー草加勝に流れる青い血」です。トミージョン手術からの復活を目指してリハビリの日々を送る右腕の現状をお伝えします。多くの言葉が彼を支えています。お楽しみに!
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) August 16, 2024
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若狭アナ:
さぁ理想のフォーム、やっと研究しよう。
ただ、ブンブンと腕を振ってはいけません。
まず理想の形はなんなのかな?
やがてもっと肘が良くなって、
キャッチボールの距離も伸びた時に
取り組めるような理想のフォームは何かな?
今はもう色々SNS、動画、色々なサイトがあります。
研究できます、本もありますが、
まずは味方のピッチャー、2軍にいるピッチャーを観察しよう。
そして自分と腕の使い方、
肘のしなやかさ、リリースの感覚等など、
似ている人で、なおかつ理想的な投げ方の人がいないかなと。
もう完全にタイプが違うとマネしようにもできませんから、
誰かいい人がいないかな?
見つけました。
草加勝投手、
草加:
僕は今、
俊哉さんのフォームが理想なんです。
と。
これは岡田俊哉投手です。
右と左は違うんですが、
あのしなやかな腕の振りとリリースの強さ、
俊哉さんにちょっと焦る気持ちを抑えつつ、
草加:
投げる時は何を意識しているんですか?
と聞きました。
投球フォームのコツです。
この投球フォームの改善をやがてしなければ、
また右肘に負荷がかかる可能性がありますので、
やっとここまできた、理想のフォームを追い求めたい。
参考資料として色々なものを見た。
「あっ、これだ!」と思ったのが岡田俊哉さんだった。
だから俊哉さんにアドバイスを聞いた。
すると岡田投手は、
岡田:
グラブをはめている手と、投げる手を、
最終的にスパッと入れ替えるイメージで投げている。
と。
岡田投手は左ピッチャーですので、
みなさん、右手にグラブをはめていると思ってください。
で、キャッチボール、あるいはピッチングする時もそうですが、
当然、グラブが体の前に出てきますよね。
バッター方向、キャッチャー方向に来ます。
右手を出します。
その時にボールを持っている左手というのは後ろです。
ところが左ピッチャーですから、
当然、左を前に持ってきます。
この時にグラブと、いわばボールを入れ替える。
右手と左手をスパッと入れ替える。
こういうイメージで、いわば開きを少なく、
極力、この右手にはめたグラブで粘って粘って粘って、
もう限界というところで左手と右手をスパッと入れ替える。
こういう感じで投げているんだよと。
草加:
勉強になりました。
やがて体がもっともっと良くなった時に、
あるいは今のキャッチボールの段階で、
ちょっとそれを意識しながら、
理想のフォームに近づけようと今は思っています。
ということだったんです。
じゃあ右手と左手を最終的にスパッと入れ替える、
これは岡田投手の言葉なのかと思いきや、
実はこれはかつて岡田投手に私は取材をしています。
このアドバイスをくれたピッチャーがいます。
岩瀬仁紀さんです。
あの通算1002試合、407セーブの絶対的守護神が、
まだまだ若かりし頃の、まだ1軍デビューもしていない頃の岡田俊哉投手、
智弁和歌山高校からドラフト1位で入って、まだまだ2軍で投げて、
1軍登板なんてまだまだ先という時に伝えた言葉がこれだったんです。
アドバイス、技術、心構え、
草加勝投手は、このチームに入ったからこそ、
心の支えとなる言葉、
今後、復活のカギとなりえる技術を与えられているんですね。
まだまだ表舞台に立っていないドラフト1位ルーキーにも、
しっかりドラゴンズの伝統、受け継がれているんです。
先日、OB戦がありましたよね。
あのレジェンド達の姿に胸を熱くしましたが、
長い、長い、このドラゴンズの歴史、
DNA、青い血というは今の選手にしっかりと受け継がれています。
中日ドラフト1位・草加勝、トミー・ジョン手術の地道なリハビリをしていた時に投球フォーム修正のために色々な投手に話を聞きまくる → 1人の投手から「ちょっと焦りすぎていないかい?」
中日ドラフト1位・草加勝、トミー・ジョン手術を終えて沖縄入りした初日に、ある人と散歩をする → その散歩中にかけられた言葉が草加勝の支えに…
草加投手が明かしました。