■2024.08.10 中日スポーツ
先輩の予想が的中…巨人・又木に対しては「勝負は1回」立ち上がりに難があるルーキーに効いた中日・細川の1発#巨人 #又木 #中日 #細川 https://t.co/LfNE7Zafel
— 中日スポーツ (@chuspo) August 10, 2024
■2024.08.10 中日スポーツ
先輩の予想が的中…巨人・又木に対しては「勝負は1回」立ち上がりに難があるルーキーに効いた中日・細川の1発
「ね? 言ったでしょ」。打ってもいないのに胸を張ったのは、試合展開が予想通りになったからだ。ここから先は試合前に聞いた話を書く。
「又木は度胸もあるし、強い真っすぐが武器。それにチェンジアップが有効です。ただ、難があるのが立ち上がり。ドラゴンズはそこをどう攻めるか。逆にそこを攻めきれなかったら、スイスイっと5回くらいまでいかれるかもしれないので」
そもそも、なぜ福留さんに又木のことを聞いたのか。ドラフト5位ルーキーの左腕は山梨・日川高から東京情報大を経て日本生命という球歴をもつ。福留さんは昨季から「特別臨時コーチ」の肩書で古巣の指導にあたり公式戦のベンチにも入っている。1年だけだが、又木の投球も見ているからだ。
強い真っすぐ、有効なチェンジアップ。ただし、立ち上がりに難あり…。これはここまで2試合の1軍戦先発でもそうだった。初登板した6月1日の西武戦(ベルーナ)では先頭打者への安打と四球で1死一、二塁。同23日のヤクルト戦(東京ドーム)もいきなりの連打。失点は免れたが、立ち上がりに乱れるのは緊張だけではなさそうだ。
しかし、そこを乗り切れば尻上がり。西武戦は「スイスイっと」6イニング無失点に抑えている。だから、勝負は1回。中日は連続四球から2本塁打を含む集中打で見事にノックアウトしたが、先頭の岡林はけん制につり出されて挟殺された(記録は盗塁死)。細川が打っていなければ…。
「社会人でもそうだったので。これがリリーフになると、いきなりでも腕を振れるんですけどね…。でも、あそこを逃していたら、どうなっていたかわかりませんよ」
大勝とスイスイは紙一重。福留さんは母子家庭で育った又木が「母親に楽をさせてあげたい」とプロ入りを強く望んだ経緯も知っている。解説者として展開予想が的中した喜びの一方で、25歳の後輩ルーキーが成長する姿も楽しみにしていた。
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福留孝介さんの予想通りとなりました。