■2024.07.12 中日スポーツ
「仕方ない」と言える存在感…中日・マルティネスに起きた年に1度の惨劇 なぜベンチはタイムを取らなかったか#中日ドラゴンズ #ドラゴンズ #dragons#マルティネスhttps://t.co/dOSQk80158
— 中日スポーツ (@chuspo) July 12, 2024
■2024.07.12 中日スポーツ
「仕方ない」と言える存在感…中日・マルティネスに起きた年に1度の惨劇 なぜベンチはタイムを取らなかったか
牧に打たれてなお2死二塁。サヨナラのピンチで宮崎を迎えても、捕手の加藤匠がマウンドに向かっただけでベンチからは誰も行かなかった。間(ま)を置いてあげる。次の佐野とどちらが投げやすいか聞いてやる。いくつかタイムを取る理由はあるが、取らなかった理由も僕にはわかる。それは大塚投手コーチも同業のクローザーだったからだ。
「彼(マルティネス)はスーパークローザーです。メンタルも技術もある。ここまでどれだけ1点差を抑えてきてくれたことか」
日米通算176セーブ。来日して超速で149セーブを挙げた「スーパークローザー」の気持ちを考えた時、ベンチからの慰めや相談など不要だと察せられたからだ。
こじつけを承知で書くならば、9回の攻撃が少しばかり長引いたのかもしれない。敵失があり、代走の樋口がプロ初盗塁。そこにDeNAのリクエストも重なった。もちろん攻撃は1点でも多く取ろうと必死だし、DeNAも何とか阻もうとしただけだ。しかし、通算407セーブの岩瀬仁紀さんや、大魔神・佐々木主浩を擁した権藤博さんは、よく「リズムよくマウンドに上がりたい」と聞かせてくれた。9回を任されるということは、それほど神経をすり減らしているのだろう。
「もう彼が打たれるのは仕方ない。次の登板に向けて、準備を始めてくれていると思います」
再び大塚コーチの言葉だ。ショックではあるが「仕方ない」と言えるだけの存在感。岩瀬も佐々木もそうだった。ライデルが9回にいてくれることは、ここから先も竜の誇りなのだから。
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「もう彼が打たれるのは仕方ない」と語ります。