■2024.06.17 スポーツナビ
ファーム成績から見るセ・リーグ「有望株」
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) June 17, 2024
下位指名&育成から目立つ好成績、苦戦のドラ1選手も#npb#dragons#swallows#giants#baystars#carp#tigershttps://t.co/vRW4k0squ5
■2024.06.17 スポーツナビ
ファーム成績から見るセ・リーグ「有望株」 下位指名&育成から目立つ好成績、苦戦のドラ1選手も
データスタジアム株式会社
選定選手の条件
●2024年12月31日時点で26歳以下の選手
●2023年までの一軍通算投球回が40未満の投手
●2023年までの一軍通算打席数が200未満の野手
※本文は2024年6月10日時点の情報をもとに執筆
※選手年齢は2024年12月31日時点
※表中の平均球速はストレートの球速、および単位はkm/h
※表中の本塁打割合は、1本塁打あたりに要する打数の割合
中日の若手投手では、育成契約の3名を取り上げる。入団4年目を迎える松木平優太は、二軍で開幕から先発ローテーションを守りながら好投を続け、ここまでリーグトップの投球回を記録。昨季は奪三振率3.78と球威不足が大きな課題であったが、今季は奪三振を増やすことで好成績につなげている。中でも、決め球のチェンジアップは奪空振り率25.4%と抜群の切れ味を見せているのが特徴だ。
参考までに、一軍ではロッテの佐々木朗希のフォークが奪空振り率23.2%であり、松木平のチェンジアップが二軍レベルでは非常に優秀であることが分かるだろう。5月30日のオリックス戦では、9回無失点9奪三振1四球で完封勝利を挙げるなど、中日の若手投手では最も伸び盛りの選手である。
次に、左腕で好成績を収めているのが近藤廉だ。リリーフとして22試合に登板し、防御率1.23と好投を続けている。今季はストレートの平均球速が昨季から約6キロ上昇してパワーアップを遂げたことに加え、与四球率を大幅に減らすことに成功。近藤のストレートはカットボールのような変化をするのが特徴だが、そこに球威と制球力が加わって大きな強みとなっている。そのクセ球ゆえに打球がゴロになる割合は64.6%と高く、これはリーグで投球回10以上の投手108名中2番目となっている。
最後に紹介するのは7年目の石川翔。昨年3月にトミー・ジョン手術を受けた若手右腕は、リハビリを経て6月1日に実戦復帰を果たしたばかりだ。復帰後は2イニングを投げ、平均球速は150.2キロを記録。2試合連続三者凡退のピッチングを披露している。プロ入り後は度重なる故障で満足のいくプレーができていないだけに、今後は登板を重ねていく体力面の強化が求められるところだろう。
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中日・石川翔のトミー・ジョン手術明けの実戦復帰登板、球団のトラックマンで自己最速155km/hを計測!!!
中日・石川翔、今日も見事な快投を見せる!!!
注目の3人です。