■2020.09.12 Spoken!
『谷繁元信元監督 徹底解説 ドラゴンズ中間点検!』
─ドラゴンズのここまでの戦いを元監督・谷繁元信さんが徹底分析!異例のシーズンをどう戦っているのか…前半戦を独自の視点で解説。勝ちきれなかったビジター戦攻略の糸口はあるのか!?チャンスで一打を放つ「嗅覚」こそ重要であると話す谷繁さん。その力を養うために必要なコトとは?!現時点で最も「嗅覚」を持っているドラ戦士についても言及。さらに後半戦のキーマン、戦い方にも迫る!
…
伊集院光さん:
ジャイアンツは何でこんなに強いんですか?
谷繁:
全体的に見ると数字はやっぱり良いんですよね。
防御率もやっぱり6球団で一番良いですし、得点能力もある。
まぁ数字的にいうと1位なのかなっていう。
でも、そんなに差は無いんじゃないかなっていう気はするんですね。
で、その差は何かというと、
やっぱり「勝負のポイントを知って、そこで力を発揮できる選手が多い」っていうことだと思うんですよ。
伊集院光さん:
なんか外で数字だけ見ていると、
一時期は坂本・丸の絶不調なんかがあったじゃないですか。
谷繁:
.230くらいしか打てなかったですよね、2人。
伊集院光さん:
でもこうスポーツニュースを見ていると、
「不振の丸ですがここで1本出ました」。
谷繁:
そうですよ、そういう言葉ばっかりなんですよ。
だから、ここで1本っていう時に、
まぁ例えば4打席あります。
で、彼たちはその当時.250打っていないじゃないですか、まぁ4回に1回。
でもその4回に1回をチャンスで打つんですよ。
で、その「嗅覚」、
それが形として体現できるんですよ、彼たちは。
伊集院光さん:
何なんですかね、「嗅覚」って言葉を選ぶのは?
数字とか具体的にしにくいから選ぶんでしょうけど、
「嗅覚」をちょっと分析すると何ですかね?
谷繁:
なんだろうな…。
4打席全部同じじゃないんですよ、彼たちは。
普段は80%、
でも“ここ!”っていう時は120%って上げられる、集中力から何から。
それしか言いようがないと思うんですよね。
島津アナ:
ここでですね、ドラゴンズのこれまでのチームデータを見ていこうと思うんですが、
この青で示されている数字がリーグワーストの数字となっているんですね。
(※9月4日時点)
伊集院光さん:
逆に言うとよく4位になっているなって!
谷繁:
そうなんですよ。
だからやっぱり今4位っていうのは下の3つ、防御率、失点、失策、
まぁここが何とか3位・4位なんで4位でとどまっているんですよ。
島津アナ:
そして打率が.240、得点圏打率が.239というふうになっているんですね。
伊集院光さん:
そこが今言っていた嗅覚論とちょっと繋がりますよね?
谷繁:
そうなんですよ。
伊集院光さん:
チーム打率なんかいくら低くても得点圏打率が異様にあれば。
谷繁:
得点にそのまま直結しますから、
だからそこだと思うんですよね。
『谷繁元信元監督 徹底解説 ドラゴンズ中間点検!』
─ドラゴンズのここまでの戦いを元監督・谷繁元信さんが徹底分析!異例のシーズンをどう戦っているのか…前半戦を独自の視点で解説。勝ちきれなかったビジター戦攻略の糸口はあるのか!?チャンスで一打を放つ「嗅覚」こそ重要であると話す谷繁さん。その力を養うために必要なコトとは?!現時点で最も「嗅覚」を持っているドラ戦士についても言及。さらに後半戦のキーマン、戦い方にも迫る!
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伊集院光さん:
ジャイアンツは何でこんなに強いんですか?
谷繁:
全体的に見ると数字はやっぱり良いんですよね。
防御率もやっぱり6球団で一番良いですし、得点能力もある。
まぁ数字的にいうと1位なのかなっていう。
でも、そんなに差は無いんじゃないかなっていう気はするんですね。
で、その差は何かというと、
やっぱり「勝負のポイントを知って、そこで力を発揮できる選手が多い」っていうことだと思うんですよ。
伊集院光さん:
なんか外で数字だけ見ていると、
一時期は坂本・丸の絶不調なんかがあったじゃないですか。
谷繁:
.230くらいしか打てなかったですよね、2人。
伊集院光さん:
でもこうスポーツニュースを見ていると、
「不振の丸ですがここで1本出ました」。
谷繁:
そうですよ、そういう言葉ばっかりなんですよ。
だから、ここで1本っていう時に、
まぁ例えば4打席あります。
で、彼たちはその当時.250打っていないじゃないですか、まぁ4回に1回。
でもその4回に1回をチャンスで打つんですよ。
で、その「嗅覚」、
それが形として体現できるんですよ、彼たちは。
伊集院光さん:
何なんですかね、「嗅覚」って言葉を選ぶのは?
数字とか具体的にしにくいから選ぶんでしょうけど、
「嗅覚」をちょっと分析すると何ですかね?
谷繁:
なんだろうな…。
4打席全部同じじゃないんですよ、彼たちは。
普段は80%、
でも“ここ!”っていう時は120%って上げられる、集中力から何から。
それしか言いようがないと思うんですよね。
島津アナ:
ここでですね、ドラゴンズのこれまでのチームデータを見ていこうと思うんですが、
この青で示されている数字がリーグワーストの数字となっているんですね。
(※9月4日時点)
伊集院光さん:
逆に言うとよく4位になっているなって!
谷繁:
そうなんですよ。
だからやっぱり今4位っていうのは下の3つ、防御率、失点、失策、
まぁここが何とか3位・4位なんで4位でとどまっているんですよ。
島津アナ:
そして打率が.240、得点圏打率が.239というふうになっているんですね。
伊集院光さん:
そこが今言っていた嗅覚論とちょっと繋がりますよね?
谷繁:
そうなんですよ。
伊集院光さん:
チーム打率なんかいくら低くても得点圏打率が異様にあれば。
谷繁:
得点にそのまま直結しますから、
だからそこだと思うんですよね。
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