中日・高橋宏斗投手「調子は今年一番悪かったです」

■2024.05.22 中日スポーツ

中日・高橋宏斗、「何とか投げ切れた」状態は最悪でもゼロ封　苦手・巨人と東京ドームに「データを頭に入れて対策」


　今季最悪の状態でも何とか無失点で踏みとどまった。6イニングを投げて5安打、4四球。毎回走者を背負いながらも失点はゼロに抑える粘投。それでも「調子は今年一番悪かったです。野手の方々に助けてもらいました」と周りに感謝した。

　1回に2死走者なしから吉川、岡本和に2者連続四球。続く坂本を遊ゴロに打ち取って無失点で終えるも、「きょうは直球が思った通りの球が投げられなかった」。5回には1死から2安打と四球で満塁のピンチを招き、4番岡本和を直球で空振り三振。5番坂本は154キロ直球で右飛に打ち取り、「一歩間違えたら大量失点になっていた。間違えたらいけないところでは何とか投げ切れたのかなと思います」と土俵際で踏ん張った。

　圧倒するような投球でなくとも何とか6回までスコアボードに0を並べた。昨季は巨人戦は7試合に登板して防御率5・01で1勝4敗と大きく負け越した。さらに東京ドームではプロ通算で0勝4敗。苦手にしている相手と場所なだけに「しっかりデータを頭に入れて対策を練り、準備して試合に臨みました」。

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中日・清水達也投手が試合後にコメント

中日臨時コーチを務めた今中慎二さんが「あれっ」と声を上げた中日の采配

状態が悪い中で0を並べたようです。

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